肉の缶詰として重宝する「スパム」は、そのまま生で食べられるのでしょうか。
すでに加熱済みだとは思いますが、火を通さないとお腹を壊しそうな気がします。
そこで今回は「スパムはそのまま食べられるのか」について詳しく調べてみました。
生で食べた場合の味についてもお話しますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
そもそもスパムは何の肉?
スパムは豚肉をメインに使用した加工食品です。
原材料は、豚肉、砂糖、塩、水、少量のじゃがいもでんぷん。
アメリカ合衆国のホーメル・フーズという会社が販売している、正式な呼び方はランチョンミート(ソーセージの材料を腸ではなく型に詰めたもの)です。
ソーセージの中身に似た食品と考えてください。
スパムはそのまま食べれられる?危険や味は?
スパムは加熱調理されているので、缶を開けたらそのまま食べられます。
もともとは米軍の非常食として作られていることもあり、そのまま食べてもお腹を壊す危険はありません。
加熱せずに食べられる気軽さがとても便利で重宝しますが、生のままではクセのある臭いや脂っこさが気になる人もいるようです。
さらに冬場など温度が低いと豚肉の脂肪分が白く固まったりゼラチン状になることもあり、脂っこさを苦手に感じる人もいます。
その点、加熱すると脂肪分が溶けてジューシーに。焼いて調理するとさらに美味しく変化するんですね。
フライパンや網焼きで調理すると、外がカリカリに仕上がります。
茹でたり揚げたりも良いですし、簡単なレンジ調理でも温めることができます。
スパムをそのまま食べる!おいしい食べ方は?
スパムを生で食べる方法をいくつかご紹介します。
ただ、加熱するよりどうしても脂や臭いのクセが出てしまうので、気になる方はサッと加熱してくださいね。
スパムを薄くスライスし、俵型にしたご飯にのせて海苔で巻きます。
スパム自体にしっかりと塩気がついているので、味を加えなくてもそのままで十分ご飯と合います。
②サンドウィッチ
ハムと同じように使えます。
薄くスライスしたスパム、チーズやレタス、トマトなど他の具材と一緒にパンに挟んで完成。
③サラダ
こちらもハムの代わりのように使えます。
薄くスライスしたり、サイコロ状にカットしたりしてサラダにトッピングします。
ドレッシングをかけることでスパムのにおいを軽減してくれるので、生のスパムが苦手な人にもおすすめです。
スパムの保存方法について
一度開封したスパムは、必ず缶から取り出して保存しましょう。
缶の内部が空気に触れると金属が酸化し、中身が傷んでしまいます。
缶から取り出したら「冷蔵」もしくは「冷凍保存」がおすすめです。
冷蔵保存の場合は、ラップに包んで密閉容器に入れて保存します。
冷蔵では3日ほど日持ちします。
冷凍保存でも、ラップにしっかり包みジップロックなどの密閉袋で保存します。
出来れば1枚ずつ切って包むようにすると、調理の時に便利ですよ。
解凍は凍ったまま茹でて、その後にカリカリに焼くとスパムのおいしさが引き立ちます。
日持ちの目安は1か月ほどです。
未開封の状態では常温保存で賞味期限は3年と長いため、保存食としても優れています。
実際に東日本大震災の時にも非常食として提供されるなど、大活躍しているそうです。
スパムはそのまま食べられる? まとめ
「スパムはそのまま食べられるのか」についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・生のままだとクセのある臭いや味が気になる事も
・スパムは冷凍すれば1ヶ月ほど日持ちする
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