お茶にはいろいろな種類がありますが、あずき茶はあまり馴染みのないお茶ですよね。
とはいえ、あずき茶には女性に嬉しい効能がたくさん含まれているんです。
そこで今回は「あずき茶の効能」について詳しく解説します。
副作用や1日の摂取量についても紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいね。
あずき茶はどんな飲み物?
あずき茶を簡単に説明すると、炒った小豆を煮だしたノンカフェインのお茶です。
妊娠中・授乳中でも安心して飲むことが出来ます。
もちろん小さなお子さんが飲んでも大丈夫です。
あずき茶の効能について
あずき茶には不溶性と水溶性両方の食物繊維が含まれているので、便秘解消が期待できます。
また、腸内環境が整うことで代謝や免疫力がアップし、結果的に美肌にも繋がるんです。
あずき茶は特に起床後、温かい状態で飲むと腸が活発に働き始めます。
そして、女性ホルモンである「エストロゲン」とよく似た働きをする「イソフラボン」を摂取できることもあり、更年期症状の緩和にも効果を発揮します。
あずき茶に副作用はある?
健康に良いと聞くとたくさん飲みたいところですが、食物繊維が豊富なので飲み過ぎることでお腹がゆるくなってしまう可能性があります。
また、カリウムも豊富なので腎臓の働きが弱まっている方や不安がある方は、飲む量を控えめにした方が良さそうです。
そして、大豆アレルギーの方も要注意!
アレルギーの発症事例がありますので、初めて飲む際には少量で様子を見て異常がある場合は病院へ行くことをおすすめします。
あずき茶の1日の摂取量とおすすめの飲み方
あずき茶には決められた摂取量はありません。
なので、自分の体調と相談して飲む量は決めます。
1日に必要な水分を2リットルとすると、その中でどれくらいあずき茶から水分補給をするか考えてみましょう。
また、そのまま飲んでも美味しいあずき茶ですが、ちょっとした食材をプラスするだけで違った味を楽しめます。
・麦茶で割ってさっぱりし飲みやすい味わいに
・牛乳や豆乳でホットでもアイスでも美味しいあずきオレに
自分の好きな味を見つけてみてくださいね!
あずき茶の作り方
あずき茶には、あずきを煮た際の煮汁を飲むものと、焙煎したあずきを煮だすものがあります。
前者は豆のえぐみなども残ってしまうので、後者の方がお茶として飲むにはおすすめです。
1.乾燥あずきを水洗いして水気を切ります。
2.トースターの天板にアルミホイルを敷き、あずきを並べます。
3.あずきが少し黒っぽくなるまで焼きます。(目安:1000W 200℃で7分前後)。
4.沸騰直前まで温めてから弱火にし、10分ほど煮込みます。
5.茶こしなどで豆を漉しながらカップに注いで完成です。
フライパンで炒る場合は弱火~中火で10分程度が目安です。
すぐに飲まない分は冷蔵庫に入れましょう。
防腐剤は入っていないので、1~2日中に飲み切るようにします。
夏場はそれでも傷みやすいので、作った日のうちに消費した方が良いですね。
もっと手軽にあずき茶を試したい場合は、粉末タイプやティーパックのものも売られていますので、どうぞ試してみてください。
残ったあずきはどうする?
煮出したあとのあずきも、もちろん食べられます。
・サラダのトッピング
・ごはんに混ぜて豆ご飯
・小豆粥や小豆豆乳粥
・クッキー生地に練り込む(オートミールクッキーでもOK)
・パウンドケーキやパン生地、蒸しパンに練り込む
残ったあずきを捨ててしまうと勿体ないので、色々な料理に活用したいですね。
あずき茶の効能について まとめ
あずき茶の効能についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・便秘解消や美肌、更年期の症状緩和に役立つ
・飲み過ぎるとお腹が緩くなったり、カリウムが多いので腎臓に不安がある方は注意
・あずき茶に決められた摂取量はない
・残ったあずきは料理に使える
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