ちくわが体に悪いのは本当?添加物や塩分が原因?メリットはないの?

ちくわ

「ちくわの添加物や塩分は体に悪い」と聞いたことがあります。

たしかに塩分は高めだけど、添加物についてはよく確かめたことがなかったです。

そこで今回は「ちくわが体に悪いのは本当なのか」を詳しく調べてみました。

反対に、食べるメリットについてもお話しますので、ぜひ最後までご覧くださいね。

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ちくわが体に悪いといわれる理由は?

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ちくわが体に悪いと言われる理由は、大きく分けて「塩分」と「添加物」の2つです。

1本約30gのちくわに含まれる塩分は約0.6g。

1日分の塩分摂取の目安は6g未満ですから、塩分が低いとは決していえません。

また1本あたり90gの大きさのちくわでは、塩分量が1.9gとなります。

そのため、食べ過ぎると高血圧や動脈硬化などの生活習慣病になるリスクが高まったり、身体が水分を引き寄せやすくなって、むくみやすくなってしまうのです。

また、ちくわには、

・ソルビン酸
・リン酸塩
・グルタミン酸ナトリウム
・トランス脂肪酸
・化学でんぷん

などの添加物が含まれています。

【ソルビン酸】
ソルビン酸は細菌やカビの繁殖を防ぐための添加物ですが、亜硝酸塩との組み合わせで発がん性を示唆する報告もされています。

【リン酸塩】
リン酸塩は保存性を高めるための添加物です。この添加物は摂取しすぎると、腎機能の低下や骨粗しょう症を引き起こす可能性が示唆されています。

【グルタミン酸ナトリウム】
グルタミン酸ナトリウムは、海外の動物実験で肝臓、脳下垂体、卵巣、子宮、副腎、ホルモン異常が確認されたため、アメリカでは離乳食への使用が禁止されている添加物です。

【トランス脂肪酸】
トランス脂肪酸は長期間にわたり過剰摂取すると、血液の悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロールを減少させてしまいます。
その影響で、動脈硬化などを引き起こす可能性があるので注意が必要です。

【加工でんぷん】
加工でんぷんは11種類あり、その中の2種類は体へのリスクを考慮し、EUでは子ども向けの商品に対して利用を制限しています。

ただし、基本的にちくわに使われている添加物は「体に悪影響が出ず安全を考慮した量」です。

とはいえ、食べ過ぎは体に悪いので注意しましょう。

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かまぼこ・はんぺん・カニカマの練り物は体に悪い?

かまぼこは、ちくわに比べて塩分含量が高く、ビタミンの含有量が少ないです。

はんぺんは、先ほどちくわでも紹介したソルビン酸が含まれています。

ソルビン酸は発がん性の他にも、成長不順や腎臓肥大、治療法が解明されていない免疫障害の一因になるともいわれています。

ただ、カニカマに関しては他の練り物に比べてカロリーも糖質も少なく、着色料もトマト色素やパプリカ色素、ベニコウジ色素などの天然着色料を使っているので、危険が少ないともいえるでしょう。

その他の添加物も、とくに危険度が高いものはありませんでした。

ちくわを食べる時の注意点!

エプロン姿の女性

ちくわを食べる時は、添加物が使用されていない無添加のちくわを選ぶようにしましょう。

添加物を使用しているちくわより値段が高くなり、賞味期限も短くなってしまいますが、安心して食べることができますよ。

また、おいしくて何本も食べたくなりますが、塩分量を考慮し30gの小さいものでも1~2本に留めておきましょう。

90gの大きいものなら1本もしくは半分が適量です。

ちくわを食べるメリットは?

今までちくわの悪い面を紹介してきましたが、食べ過ぎなければちくわは美味しくメリットも多い練り物です。

メリット1:ダイエットに最適
ちくわは「1本40kcal」と低カロリーでEPAやDHAなどの飽和脂肪酸が含まれています。飽和脂肪酸は中性脂肪を減らす効果が期待できます。

メリット2:貧血予防や疲労回復効果
ちくわには鉄やビタミンB12、たんぱく質が多く含まれており、貧血予防や疲労回復効果が期待できます。さらに、成長促進や肝臓疾患予防にも期待されているようです。

メリット3:効率良く筋肉が作れる
ちくわに含まれるタンパク質は、アミノ酸のバランスが非常に良いです。そのため、効率良く筋肉を作ってくれます。

ちくわは体に悪い? まとめ

「ちくわは体に悪いのか」についてお話してきました。

ポイントをまとめます。

・ちくわが体に悪いといわれる理由は「塩分」と「添加物」
・添加物に関してはちくわに使われている量では問題ないが、食べ過ぎには要注意
・かまぼこやはんぺんも塩分や添加物が心配される
・適量は小さいちくわで1~2本、大きいものは半分~1本まで

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