つい買いだめしてしまう玉ねぎですが、使い切れずに長期に保存してしまいがちです。
そんな玉ねぎは、腐るとどのような変化があるのでしょう。
そこで今回は「玉ねぎが腐った時の特徴」について詳しく調べてみました。
また、一部だけ変色している場合は大丈夫なのかもお話しますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
玉ねぎが腐ると見た目・臭い・味に特徴?見分け方について
野菜のなかでも日持ちする期間の長い玉ねぎですが、下記の特徴が見られた場合は中が腐っている可能性が高いです。
・汁が出ている
・異臭がする
玉ねぎの新鮮な状態は表面の茶色い薄皮は乾燥し、硬く締まっています。
軸のあたりを押して柔らかさを感じたら、全体が腐っている可能性が大きいです。
また、切った際に下記の状態だった場合も腐っています。
・ぬるっとして溶けたような状態になっている
変色が一部分だけであれば、基本的にはその部分を取り除けば食べることができます。
色が変わっている部分が多かったり、全体的に溶けたような状態になっているときは、残念ですが思い切って廃棄してください。
他にも、茶色い皮を剥くと「黒い炭の粉のようなもの」がついていることがあります。
これは黒カビ病にかかっている玉ねぎです。
カビがついている部分を1枚はがして取り除くか、綺麗に洗い流せば食べることができます。
そして、茶色い皮を剥いた際に、ヌルヌルした薄い膜のような皮がついていることもありますよね。
こちらは全く問題なく、どんな玉ねぎにも付いています。
玉ねぎのうまみ成分であり、加熱した際の甘味はこのヌルヌルからきています。
腐った玉ねぎを食べるとどうなる?
うっかり食べてしまって、それが料理の味付けではなく「酸っぱい」と感じた場合は飲み込むのを止めてください。
傷んだ玉ねぎを食べてしまった場合、腹痛など食当たりの症状を引き起こしてしまうんです。
もし飲み込んでしまって、なにか症状が出た時は医療機関への受診をおすすめします。
玉ねぎが腐る原因は?
玉ねぎが腐る原因は主に3つです。
・買ってきた袋のまま、ギュウギュウに詰め込んだ状態で保存している
・高温多湿の場所に置いている
上記のような条件にひとつでも当てはまると、状態が悪くなり腐りやすくなってしまいます。
玉ねぎの日持ちする保存方法
玉ねぎは湿度に弱いので「日陰で風通しのよい乾燥した場所」であれば長期保存ができます。
ストッキングやみかんネットに入れ、吊るした状態なら2~3か月は持ちますよ。
また、玉ねぎを新聞紙に1個ずつ包んで、日陰にカゴを置いた状態でも1~2か月ほど日持ちします。
どちらも雨に当たらないよう注意が必要ですが、正しい保存を心がければ他の野菜に比べて長く保存できるんです。
夏場など気温が高い時期や室内が比較的いつも温かい家であれば、玉ねぎは傷みやすくなってきますので、冷蔵保存をおすすめします。
その際も買ってきた袋のままより、新聞紙に包んだ方が日持ちがします。
(目安:1か月ほど)
野菜室は湿度が高くなるため、冷蔵室での保存がおすすめです。
冷蔵庫で保存する際は、りんごの近くには置かないようにも気を付けてください。
りんごが出すエチレンガスによって、玉ねぎの発芽が促がされて痛みやすくなります。
玉ねぎが腐ると起こる変化 まとめ
「玉ねぎが腐ると起こる変化」についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・皮を剥いた時に黒い粉のようなものがついていても、綺麗に洗い流せば食べられる
・腐った玉ねぎを食べてしまうと腹痛などの症状
・玉ねぎは基本的に常温保存OKですが、「日陰で風通しのよい乾燥した場所」におく
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