安くて家計が大助かりの野菜といえば、もやしです。
シャキシャキしていて、どんな料理にもぴったり。
でも、もやしは袋から出して加熱しないで、ナムルやサラダに使えないものでしょうか。
そのまま使えたら便利ですよね。
もやしは生で食べられないのか詳しく調べてみましたので、分かりやすくお話していきます!
もやしは生で食べられないの?
スーパーなどで売られているもやしは、生で食べることが出来ません。
もやしが栽培されている場所は高温多湿の室内で、日光を浴びずに成長させるため雑菌が繁殖しやすい環境なんです。
また、もやしが出荷され私たちの手元に届くまで、最低でも2日以上が経ってます。
その間も雑菌は増え続けているんです!
出荷前に水で洗浄されてはいますが、生産者のみなさんも加熱を前提として育てていますので、殺菌のためもやしは必ず加熱調理してください。
もやしをそのまま生で食べるとどうなる?
加熱しないと菌が死滅しないで残っています。
ですから生のままで食べると、腹痛の恐れありです。
他にも、もし強毒性の大腸菌に汚染されていたら、下痢や嘔吐に苦しむ場合も考えられるので生食は避けましょう。
もやしの加熱の目安は?
緑豆もやしやブラックマッペは、沸騰したお湯で1分ほどの加熱調理でOK!
「シャキシャキした食感を残したい」という場合でも、最低30秒は加熱してくださいね。
電子レンジでは、ラップをして600Wで2分が目安。
電子レンジは種類によって時間が変わってきますので、触った時にもやしが熱くなっているかチェックしてください。
また、大豆もやしは軸や豆が他の種類よりもしっかりしているので、それぞれ1分ほど加熱時間をプラスします。
もやしを触った時に冷たく、再加熱が必要なようだったら30秒ずつ更に時間を付け足しましょう。
もやしは洗ったほうがいい?
もやしは、洗わなくてもそのまま調理することができます。
加熱することで殺菌できますし、出荷する前には綺麗な水で洗ってから袋に詰めているからです。
しかしメーカーによっては「調理前に洗ってください」と書かれている事もあるので、その場合はきちんと洗ってから調理しましょう。
また保存している間も、もやしは呼吸をしています。
そのため臭いがこもりがちですから、サッと洗うことで気になる臭いがとれて風味も良くなります。
もやしを新鮮に保つ保存のポイント!
もやしは消費期限が短く日持ちしないイメージですよね。
でも、以下のことを守れば新鮮を保つことが出来ます。
①もやしを保存容器に入れる
②全体が浸るくらいの水を入れ、フタをして冷蔵庫へ
水を毎日交換することで、1週間程度の日持ちが可能です。
①もやしを軽く洗う
②ジップロックなどのフリーザーバックに入れて冷凍する
袋に入れる際には空気を抜いておくと保存しやすくなります。
日持ちする期間は2~3週間ほどです。
料理する時は食感が悪くなるので、解凍せず凍ったままの状態で使います。
①茹でたもやしの水を切り、しっかりと冷ます
②保存容器に入れ冷蔵庫へ
あらかじめ茹でた場合は、保存容器に水を張る必要はありません。
1週間ほど日持ちします。
もやしの生は危険 まとめ
もやしの生は雑菌が繁殖しているので、危険だということが分かりました。
出荷する時に水で洗われているからといって、油断しないほうがいいんですね。
生産者の方もそのまま食べることは想定していませんから、調理でしっかりと加熱しようと思いました!