シュークリームを作る際に、皮がふにゃふにゃだったり上手く膨らまなかったりすることがあります。
こんな時って「この皮って生焼けなの?」と判断が難しいところです。生焼けだった場合は焼き直しは可能なのでしょうか?
そこで今回は、シュークリームの皮の状態を正確に判断する方法と、焼き直しについて詳しく解説します。
シュークリームの皮が生焼けか判断する方法
シュークリームの皮が生焼けかどうかを判断する方法をご紹介します。
生焼けの皮は薄い白色をしています。通常、シュークリームの皮はきれいなゴールデンブラウンに焼き上がります。皮が薄い色のままなら生焼けの可能性が高いです。
2.触感:
生焼けの皮は柔らかく、触った時に指で押しても戻らない、ふにゃふにゃとした触感があります。
3.割ってみる:
シュークリームを軽く割ってみます。生焼けの場合、内側が生地のままになっているか、生地部分がやわらかくなっていることがあります。
シュークリームの皮が生焼けかどうかを判断する際には、これらのポイントを確認してみてください。もし生焼けの状態であれば追加の焼き時間が必要です。
生焼けシュークリームは食べられる?
生焼けの皮を持つシュークリームを食べることでお腹を壊す可能性があります。
シュークリームの材料である小麦粉を生で食べると消化不良を起こすことがあるからです。
また、生焼けの状態であっても「焼けた」と勘違いし、長時間放置してしまうと微生物が増殖する可能性が高まります。
生焼けシュークリームの皮を焼き直す方法
生焼けのシュークリームの皮を焼き直すためには、以下の方法を試してみてください。
1.オーブンで焼く
生焼けのシュークリームをオーブンに戻し、焼き直すことで皮をしっかりと焼き上げることができます。
オーブンを予熱し、約160〜180度の温度で5〜10分程度焼いてみてください。焼き加減は見た目や触感で判断しながら調節しましょう。
2.トースターを使用する
シュークリームをトースターに入れて軽く焼く方法もあります。
トースターの設定によって焼き時間は異なりますが、低めの設定で焼き加減を確認しながら数分加熱していきましょう。
3.フライパンで焼く
シュークリームをフライパンにのせ、中火で両面を焼く方法もあります。焼く際には裏返しや、焦げ付かないように注意しながら焼きましょう。
以上3つが焼き直す方法ですが、生地の膨らみが不十分なシュー生地を膨らませる効果はありません。
あくまで、中まで加熱するためだけの方法となるので、生地を膨らませるには最初から生地作りを成功させる必要があります。
シュークリームの生焼けを防ぐためのポイント
シュークリームを生焼けにしないためには、以下のポイントに注意してください。
シュークリームを焼く前に、オーブンの温度を正確に設定しましょう。余熱温度は200~220度がおすすめです。
2.生地の固さ:
シュー生地が柔らかすぎたり固すぎると、生地の膨らみが悪くなるため生焼けになったり、反対に焦げやすくなってしまいます。
3.オーブンは開けない:
焼いている途中で開けてしまうと庫内の温度が急激に下がり、中まで焼き上げるには低い温度になるので要注意。
以上のポイントに留意しながら、シュークリームを美味しく焼き上げましょう。
焼き加減には個人の好みやオーブンの性能など、さまざまな要素が関わるため、何度か試行錯誤してみてくださいね。
まとめ
シュークリームの皮が生焼けかどうかの判断は色や触感で判断しましょう。
ふにゃふにゃで生焼けの場合、焼き直しても想像とは違うシュー生地になってしまう可能性が大きいです。
シュークリーム作りを成功させるには、生地作りの段階から成功させる必要があります。