今回は生焼けの餃子の皮ピザについてお伝えしていきます。
餃子の皮を使ったレシピは手軽なこともあり根強い人気です。
焼いてサルサチップスみたいにしたり、クルトンのようにサラダに散らしたり。そんな中でアレンジ人気No.1がピザです!
ピザは家で一から作ると、こねて伸ばすスペースも必要なのでちょっと大変。餃子の皮を使えば省スペースで手間なく作れますよ。
そんな餃子の皮を使ったピザですが、生焼け問題があります。
・生地が生焼けのピザを食べてしまったけれど大丈夫?
・生焼けピザにならないために気をつけたいポイント
ちょっと手を加えるだけで生焼けは回避できます。
難しいことは何もありませんので、ぜひ記事をチェックしてみてくださいね。
餃子の皮ピザが生焼けになる原因
餃子の皮は薄いので焼き上がったピザは縁がこんがりと焼けていて、ぱっと見だと火が通っているように見えます。
生焼けになる原因や判別方法をみてみましょう。
なぜ生焼けになるの?
餃子の皮ピザが生焼けになってしまう原因は、火を入れる方向にあります。
餃子の皮ピザはホットプレートやフライパン、トースターなどいろいろな方法で作ることができるのが魅力ですよね。
ただ、調理器具によっては生焼けになりやすいんです。
特に魚焼きグリルは注意が必要です!
魚焼きグリルは上から加熱するタイプが多いため、上に乗っている具材が原因で生地まで火が通りません。
具材に火が通っても、生地の真ん中あたりが生焼けになりやすいのです。
一方、フライパンやホットプレートは下から火が入ります。生地に火が通りやすいのですが、具材まで熱が行き届かないことがあります。
焼くときに蓋をすると、具材にもうまく熱が回るので試してみてくださいね。
生焼けかどうかの見分け方
生地の真ん中を下から軽く触ってふにゃふにゃしていたり、生地の裏側が白っぽいと生焼けの可能性が高くなります。
火が通りきっていない餃子の皮は柔らかいので、持ち上げたときにたわんでしまうことがあります。
餃子の皮を生焼けで食べるとどうなる?
でき上がった餃子の皮ピザ、中心部分が生焼けだった……というのはよくあること。
餃子の皮を生で食べてしまったらどうなるのか心配ですよね。
餃子の皮は小麦粉、塩、水でできています。小麦粉は十分な加熱がされないまま食べると、消化不良で腹痛になることがあります。
原因は小麦粉に含まれるグルテンです。
水と混ざるともちもちとした食感を出すグルテンですが、加熱しないままでは分解されにくい性質があります。
消化不良で下痢や便秘が引き起こされるんですね。
生焼けの部分を少し口にしてもすぐに健康に被害が出ることはありませんが、たくさん食べないように気をつけたいですね。
特に小さいお子さんは生かどうか気付けないことも。大人が注意してみてあげる必要がありますね。
餃子の皮ピザは再加熱できる?おすすめの方法
餃子の皮ピザが生焼けであっても再加熱できるので安心してください。
再加熱の時は、火は下から当てましょう。
上からの火だけだと熱が具材でさえぎられて生地まで辿り着きません。
使用する器具はフライパンやホットプレート、トースター、レンジがおすすめです。
魚焼きグリルやオーブンは下からの加熱がないため、再加熱しても生地まで焼き上がらない可能性があります。
フライパンの時は弱火〜中火で焦げないように加熱しましょう。ホットプレートやトースターは、あらかじめ200〜220℃で予熱してから温めます。
ピザの縁は焦げやすいので、こまめにチェックしてくださいね。
また、レンジは全体に火が通りやすいですが、チーズを乗せてある場合は要注意!
加熱時間によってはラップが溶けてしまいます。ラップはかけないか、具材の飛び散りが心配な時はふんわりとかけて様子を見ながら少しづつ加熱してくださいね。
餃子の皮ピザが生焼けにならない作り方
餃子の皮ピザをしっかり美味しく作るためのポイントを3つお伝えします。
皮だけを先に下焼きしておけば、生地の生焼けを防ぐことができます。
薄く油を引いて、フライパンで焼き上げてください。
餃子の皮は薄いため、少しでも火が強いとすぐ焦げてしまいます。
オーブンやグリルは避け、火力調整しやすいフライパンがおすすめです。
パリっとした食感が楽しめますよ。
2.具材をあらかじめ加熱する
餃子の皮は薄いため、下から加熱されるとすぐに焼き上がります。
生の野菜やソーセージなど、加熱に時間がかかる具材をそのまま載せていると、
ピザ皮は焼けているのに、具材は生焼け……ということが起こってしまいます。
あらかじめ具材に火をとおしておけば、具が生焼けになるのを防げます。
ソーセージ類はあらかじめ焼き、野菜はさっと炒めておきましょう。
3.蓋をする
フライパンやホットプレートで作るときは、蓋をして作ります。
上からの火がないフライパンやホットプレートですが、蓋をすることで、具材まで十分に火を行き渡らせることができます。
まとめ
・上から火が入る魚焼きグリルは、生地の中心まで火が入りにくい
・下から火が入るフライパンやホットプレートは具材が生焼けになりやすい
・生地を軽く焼いてから具材をのせれば、生焼けの心配なし
餃子の皮を使ったピザは一人暮らしのお手軽料理から、パーティシーンまで幅広く使えるお役立ちメニューです。
ポイントを抑えて、おいしい餃子の皮ピザを作ってみましょう!