気分転換にぴったりなフリスク。
ミントやグレープなど色々なバリエーションがあるので、気分によって選んでいます。
でも、食べ過ぎるとお腹が緩くなったり、口の中が痛くなってしまうんですよね。
そこで今回は、
・フリスクの中毒性
・食べ過ぎにならないのは何粒まで?
・よく食べる人が気をつけたいポイント
について詳しく解説していきます。
フリスクは体に悪い?食べ過ぎる6つの影響
フリスクの主な原材料は植物油脂や甘味料です。
上記のような成分を摂り過ぎると、以下のような症状を引き起こすことがあります。
①下痢やおなら
下痢やおならの原因は、フリスクの主成分の「ソルビトール」という甘味料にあります。
りんごなどにも含まれている糖アルコールで、ソルビトール自体は決して危険なものではありません。
世界で最も使われている糖アルコールとも言われています。
ただし、ソルビトールは人の腸では分解されないという特徴があり、過剰摂取すると体質によっては一時的な下痢になります。
また、ソルビトールは小腸で吸収されないので、結腸までいくと発酵することがあります。
発酵してガスが発生すると、そのままおならの原因に!
フリスクを食べ過ぎてトイレにいく頻度が増えるのは、決して気のせいではないんです。
②胃痛
フリスクを食べて、胃がキリキリ痛んだ経験はありませんか?
胃痛の原因はミントかもしれません。
ミントを食べると「胃がスッキリするのでは」と考えがちです。
ただ、たくさん摂取すると
・胃の筋肉の動きを緩める
といった作用があり、結果として胃痛の原因になります。
③舌が痛くなる
舌がヒリヒリと痛くなる原因は、フリスクを常に舐めているからです。
舐め続けることで摩擦が起き、舌が傷ついてしまいます。
傷ついたところにメントール系の刺激が加わると、舌に痛みを感じます。
④太る
フリスクはカロリー・糖質ともに低めです。
とはいえ、人工甘味料は長期的にみると太る可能性が指摘されています。
フリスクには「アスパルテーム」という人工甘味料が含まれていますね。
通常、糖などの甘味を摂取すると血糖値が上がりますが、アスパルテームのような甘味料は血糖値の上昇が起こりません。
甘味を摂取をしても血糖値が上がらず、脳が混乱し「もっと食べたい」という欲求が強まってしまう危険性があり、結果として肥満につながっていくと考えられています。
⑤頭痛
頭痛も、フリスクに含まれるアスパルテームで引き起こされる場合があります。
偏頭痛の原因は血管の拡張です。
アスパルテームなどの人工甘味料には血管を広げる作用があります。
⑥味覚障害
フリスクの甘さを出す人工甘味料やアスパルテームは、カロリーを気にせず少量で十分な甘味をつけられるので多くの食品に使われています。
なんと甘さは砂糖の約200倍!
人間がこの強烈な甘さに慣れてしまうと、味覚が混乱しやすくなってきます。
結果として、果物などの「自然な甘さ」が感じづらくなる危険性が報告されているんです。
フリスクに中毒性はある?食べ過ぎる原因は?
フリスクの成分に中毒性のあるものは含まれていません。
食品基準をクリアしたものだけが使われています。
ですので、メーカー側も摂取上限量は決めていません。
しかし、口にした時の清涼感や目の覚めるような刺激が「勉強や仕事のやる気を維持するのに不可欠」との意見があります。
「集中すること」と「フリスク」がセットになってしまう状態です。
そうなると、ある意味で中毒性があるともいえるかもしれませんね。
また、口臭が気になりすぎて、フリスクを口に含んでいないとストレスになるという口コミもあります。
フリスクの適量はどれくらい?
メーカー側からのはっきりした摂取上限量は決められていません。
しかしながら、
〇舌が荒れてしまう
〇人工甘味料による健康への影響
これらを理由に、1日1箱以上食べるのは控えた方がいいでしょう。
フリスク1箱には50粒入っています。
不調が起きたときは、量を減らしたりとその時々で調整すると良いですね。
フリスクをよく食べる人が気をつけたいポイント
シャキッとしたいといった理由で、一回に何個も口に入れるのは避けましょう。
大量に食べることで甘味料が消化されず、腸を刺激し下痢になります。
フリスク愛好家の同僚も、多い時は一度に10粒くらい口に入れていました。
冷や汗をかいてトイレへ向かう姿を何度も見ています。
また、「ミントの強い香りが苦手」という人が周りにいる場合もあります。
度を超えた食べ方は、人の迷惑になってしまう可能性もあるので気をつけましょう。
まとめ
最後にポイントをまとめていきます。
・摂取上限量は定められていないが、1日1箱以上食べのはやめよう
・何粒も一度に口に入れると食べ過ぎてしまう恐れがあるので、1粒ずつ食べるのがおすすめ
フリスクの食べ過ぎはお腹の不調など、様々な影響をもたらすことが分かりました。
しかし、仕事中の気分転換や口寂しい時にはピッタリです。食べ過ぎに気をつけて気分をリフレッシュしていきましょう♪