1歳になり離乳食も進んでくると、「そろそろ大人と同じものが食べられるかな」と思う頃です。
特にシチューはカレーと違って刺激が少なくまろやかなので、大人と同じものが食べられそうですね。
とはいえ、アレルギーや塩分など心配な点がいくつかあります。
そこで今回は、
・シチューを与える時に気をつけること
・離乳食でのシチューの取り分け方
・赤ちゃんにおすすめのシチュー
について詳しく解説します。
大人と同じシチューはいつから食べられる?
基本的に牛乳を与えても良いとされる、1歳過ぎからシチューは食べることができます。
ただし、市販のシチューは味が濃いので、初めのうちはお湯や牛乳で伸ばしましょう。
牛乳で伸ばさず大人と全く同じシチューということであれば、3歳以上が目安となります。
また、アレルギーで心配なのは主に牛乳と小麦粉です。
他にも牛肉・豚肉・鶏肉など商品によっては色々な原料が使われているので、アレルギーチェックをしっかりと行ってから与えましょう。
離乳食のシチューの取り分け方は?
シチューは離乳食の取り分けメニューとしても大活躍です。
ルーを全く使わない段階で取り分けを行う場合は、大人用の野菜と肉を煮込んで柔らかくなってから、小さなお鍋に移します。
お鍋に移した野菜に煮汁を足して、牛乳と塩で少し味付けする程度から始めると良いですね。
お肉に鶏肉を使う場合、皮の部分は噛みきれないので取り除きましょう。
また、牛乳の代用品として無調整の豆乳を使うこともできます。
市販のシチューを与える時に気をつけたいポイント
市販のシチュールーで気をつけるべきポイントは2つです。
✔塩分と添加物
市販のルーには「小麦・乳成分・牛肉・鶏肉・豚肉」がアレルギー表示として記載されている場合が多いです。
それに加えて、そば・えびが記載されていることもあります。
また、添加物や塩分が含まれているので、これらが気になるうちは与えないほうが良いでしょう。
赤ちゃんにおすすめのシチュー
赤ちゃんにおすすめなのは手作りだけではありません。
市販の商品でもアレルギー対策をしているルーもあるんです。
例えば「シチューの王子さま」はアレルギー特定原材料が28品目不使用になっています。
大人にはちょっと物足りない味付けかもしれませんが、お子さんと同じものを食べたい時には良いですね。
また、手作りの場合もバターに小麦粉を加え、牛乳で伸ばすとシチューのルーが簡単に自分で作れます。
コンソメや塩を調整しながら加えて、子ども用と大人用で分けるのもおすすめです。
牛乳の量を調節すれば、このペーストでグラタンを作ることもできます。
他にも無塩のトマトペーストを加えれば、味に変化をつけられるのでトマトやケチャップが好きなお子さんは大喜び!
シチュールーを手作りするメリットとして、「子供の月齢によってルーの粘度を変えられる」「アレンジできる」といったことが挙げられるので、時間がある時に挑戦してみるのも良いですね。
まとめ
「シチューはいつから食べられるのか?」についてお話してきました。
最後にポイントをまとめます。
・シチューを薄めずに食べられるのは3歳以上が目安
・市販のシチューで気をつけたいのは「アレルギー」「塩分」「添加物」
・子ども用のルーが売っているので、そういったものを使う方法も
・手作りであれば月齢に合わせて味や粘度を調整できる
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