片栗粉は腐る?見分け方と賞味期限|ダニが繁殖しない適切な保存方法は?

片栗粉

我が家では片栗粉といった粉もの類は、いくつか買いだめしてあります。

ただ、気づくと「賞味期限が過ぎちゃってる!」なんてことも…。

とはいえ、賞味期限が少しくらい切れても「腐ってなければ大丈夫じゃない?」という気もします。

そこで今回は、

・片栗粉は腐る?
・賞味期限と使えない状態の見分け方
・適切な保存方法

について詳しく調べてみました。

期限切れの片栗粉がおうちにある方は、ぜひ参考にしてくださいね。

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片栗粉の賞味期限は?

片栗粉に設定されている期限は賞味期限です。

賞味期限は製造から約1年と長めに設定されていますが、これは「未開封」の状態を想定しています。

ですから、片栗粉を開封したあとはなるべく早く使い切ってしまいましょう。

残ってしまったという場合は、正しい保存方法での保管をおすすめします。

<賞味期限と消費期限の違い>

・賞味期限……「美味しく食べることができる期限」つまり品質を保証する期限です。
・消費期限……「身体に害なく食べることのできる期限」つまり安全を保障する期限です。

賞味期限切れのものは味は落ちますが、少しくらい期限が切れても保存方法を守っていれば体に害はありません。
しかし消費期限は、期限が切れてしまうと菌の繁殖が進んで体に害を及ぼします。
ですから、消費期限が設定されているものは購入後早めに食べきるようにしましょう。
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片栗粉は腐る?腐った片栗粉の見分け方

腐った片栗粉の見分け方

「腐る」というイメージはあまりない片栗粉ですが、正しく保存がされていないとダニが湧く可能性があります。

また、片栗粉は湿気に弱く、粉同士が塊になってしまうことも。

<傷んだ片栗粉の特徴>
・黄色く変色する
・カビ臭い
・粉がサラサラしていない
・ダニが湧く

賞味期限切れでも上記のような特徴がみられないこともありますが、ダニは目視しづらいため、極端に期限が過ぎてしまっている場合は料理への使用は避けた方が良いでしょう。

水溶き片栗粉は腐る?

水で溶いた片栗粉はその日のうちに使用することをおすすめします。

その理由は、食べ物が腐るメカニズムにあります。

食べ物が腐る原因として挙げられるのが微生物の増殖です。微生物の増殖に必要な3つの要素は、

✔栄養
✔温度
✔水分

です。

そして、微生物の増殖を抑える方法として挙げられるのが「乾燥」です。

まさに水を加える前の片栗粉の状態です。

そのため、片栗粉はそのままの状態であれば長期間の保存が可能です。

しかし、水溶き片栗粉のように水を加えることで、微生物が増殖する要素を一つ満たしてしまうことになります。

安全に食事をするためにも、水溶き片栗粉は使い切るようにしましょう。

片栗粉の正しい保存方法

片栗粉の保存

未開封の片栗粉は基本的に常温保存です。

しかし、常温であればどこでも良いというわけではありません。

片栗粉は湿気に弱い食品であるため、高温多湿を避けて保存しましょう。

また、開封してしまった場合には、密閉容器に移し替えて冷蔵庫での保存をおすすめします。

賞味期限切れの片栗粉の使い道

賞味期限切れの片栗粉は料理への使用には適しませんが、料理以外にも使い道があります。

それは、掃除用品としての使い道です。

片栗粉はカビ掃除に利用することができます。

片栗粉と塩素系漂白剤を1:1の割合で混ぜて使用することで、片栗粉によって生まれた粘性が汚れに密着して漂白剤の効果を高めてくれます。

「片栗粉が傷んでしまったけど捨てるのがもったいない!」という方は、ぜひ試してみてください。

まとめ

片栗粉に記載されているのは賞味期限なので、切れてしまってもすぐに使えなくなるわけではないということが分かりました。

ただし、賞味期限切れの片栗粉にはダニが湧くリスクがあります。また、変色といった変化も起こります。

片栗粉には湿気に弱い性質がありますから、正しい保存方法で長持ちさせたいですね♪

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