ところてんをまずく感じる原因は、海藻独特の風味と酸味によるものが大きいです。
とはいえ、ヘルシーな食べ物ですから「まずい」と感じずに食事に摂りいれられたら良いですよね。
そこで今回は、
・おいしい食べ方
・おすすめの味付け
についてご紹介します。
「ところてんをまずく感じる理由を知りたい」「美味しく食べてみたい」と思ってる方は、ぜひ最後までご覧くださいね。
ところてんがまずい理由は?
「ところてんがまずい・苦手」という人の多くは、ところてんの風味と酸味が苦手なようです。
・酢の物が苦手だからところてんも
・少しだけ酸っぱいから食べにくい
・海藻類がダメ
・ところてんよりまずい食べ物はない
ところてんの原料は天草(てんぐさ)や海髪(おごのり)といった海藻です。磯の香りが苦手な人は、いわゆる海藻臭さがダメなんですね。
そして、もうひとつの苦手ポイントは酸味です。
ところてんに使う調味料として一般的な酢醤油はもちろんのこと、ところてん自体も酸っぱい味がしますよね。
なぜ酸っぱい味がするのかというと、市販のものは雑菌の繫殖防止のためパック内の水に酢が入っているからなんです。
海藻の風味+酸っぱさが余計にまずく感じる原因となっています。
ところてんのおいしい食べ方
「ところてん独特の香りや酸っぱさが苦手」という人には、次の2つの方法がおすすめです。
✔ところてんを流水でよく洗う
✔水を張ったボウルに浸けておく
どちらの方法もパックのものをそのまま水切りするより、香りも酸っぱさも和らぎます。
また「独特の匂いを消すためにところてんを一度冷凍する」という方法も見かけたことがあります。
しかし、ところてんのちゅるんとした食感やのど越しの良さが失われてしまうので、あまりおすすめできません。
ところてんのおすすめの味付け
ところてん自体にあまり味がないので、おかずとしてもスイーツとしても楽しむことができます。
おかずや小鉢として食べるなら、以下のような出汁や調味料を使いましょう。
・めんつゆ
・だし汁
・しょうが醤油
・味噌
・ポン酢
おかず用の味付けの場合はからしやおろししょうが、ミョウガやネギなどの薬味を加えても美味しいですね。
商品によっては、すりごまや青のり(あおさ)などが付属のトッピングとして付いているものもあります。
おやつ・スイーツとして食べるなら、
・はちみつ
・黒蜜(きな粉をプラスしてももちろん美味です)
特に黒蜜をかければ、くずきり感覚で食べることができます。
いつもと違うアレンジで食べたい時はドレッシングを使って
・エスニックサラダ風
にしましょう。
普段は春雨を使っているサラダレシピは、春雨をところてんで代用することで一味違った仕上がりになって新鮮ですよ。
また、納豆やキムチをところてんと和えても美味しいです。
ところてんの栄養
100gあたり約2kcalととっても低カロリーなところてん。水溶性と不溶性の両方の食物繊維を含んでいます。
食物繊維には腸内環境を改善したり、糖質の吸収を緩やかにする効果があります。
ただし、摂りすぎると消化不良や便秘、下痢を引き起こす可能性があるので気をつけたいですね。
まとめ
「ところてんがまずい理由やおいしい食べ方」についてお話してきました。
ところてんは一見するとクセがなさそうなのに、独特の風味がある食べ物なので「まずい」といった意見もよく分かります。
私も小さい頃は「おいしい」と感じたことなかったですね。
とはいえ、洗い方を工夫したり、アレンジによっては食べやすくなるかもしれません。
「ところてんは苦手だけど、美味しく食べてみたい」という方は、今回ご紹介した情報をぜひ参考にしてみてくださいね♪