鍋パーティーに飽きてきたら「闇鍋やろう」と誰かが言い出すことがあります。
とはいえ、具材を持ち寄るにしても「どんなものが良いんだろう？」と迷ってしまいますよね。
闇鍋なら少し変わった食材を持っていきたいけど、まずいのは嫌です(^-^;
ということで今回は、
・基本的なやり方
・こんな具材はNG
など、闇鍋を成功させるために、知っておきたいことをお話します。
闇鍋の基本的なやり方
「1人1～2品」とあらかじめ決めておき、他の参加者にバレないよう中身が見えない状態にして具材を持ち寄ります。
参加者の食品アレルギーの確認もしておきましょう。
2.鍋のだし汁を作り、煮立たせる
薄味でシンプルなほうが、持ち寄った具材の味がハッキリわかります。
例えば「ほんだし」や「鶏がらスープの素+塩」ですね。
もちろん、市販の鍋用のだし汁でもOKです。
ただ、キムチや豚骨ベースといった味が濃いほうが最後まで食べやすい場合もあります。
シンプルな汁でスタートして、途中で「プチっと鍋」や「鍋キューブ」で味変するのも面白いですよ。
3.暗くして順番に具材を入れる
鍋に入れる人以外は目隠しをして、入れる様子を見ないようにしましょう。
具材はすぐ入れられるよう、事前に切って持ち寄るとスムーズです。
4.鍋が煮えたら順番に具材を取り分ける
順番に取ってその都度食べるか、全員が取ったら一斉に食べるか決めておくと良いでしょう。
5.暗闇の中で食べ進める
食べながら味や食感などを言い合い、答え合わせをしながら食べ進めると盛り上がります。
「最初の具材をそれぞれ取って、半分ほど食べたところで答え合わせのため電気を点ける」というパターンもありますが、いざ鍋の中身を見てしまうと食べ続ける気持ちが半減してしまう恐れもあります。
6.完食する
匂いがこもらないよう、食べたらすぐに部屋の換気をしましょう。
そのままにしておくと部屋に匂いがつきます。
闇鍋で美味しい具材は？
闇鍋といっても、具材すべてがインパクト勝負の不味いものだと箸も進まなくなります。
なので、普段は鍋にあまり使わないけど、何となく鍋に合いそうな食材がおすすめです。
例えば、
- ウインナー
- タコ
- ちくわ
- パプリカ
- パスタ
- 餃子の皮
- とうもろこし
- お餅
- トマト
- 冷凍ロールキャベツ
といったものですね。
特にウインナーやちくわは万能ですよ！
闇鍋の変わり種の具材
バナナやりんご・パイナップルなど、食べられなくないけど鍋に入っていると驚くものを入れるのも、闇鍋の醍醐味のひとつでしょう。
他にも、意外性のある食材は色々あります。
- 栗（甘栗などはじめから皮が除かれているもの。渋皮煮や甘露煮は甘味が溶け出るとだし汁全体の味に影響してしまいます）
- パン類（大きいものは食べるのがしんどくなるので、一口サイズのチーズロールやウィンナーロールなどにしましょう）
- ドーナツ（クリームやチョコを含まないもの）
- おかき
- たこ焼き
他にも、魚や肉のフライ・唐揚げ類はマズくなりにくいです。
「鍋に揚げ物」という不思議な組み合わせが普段の鍋にはないのでおすすめです。
これはNG！最悪・まずい食材
「食べられないものは入れない」というのは当たり前のようですが、大事なルールです。
「闇鍋だから」と何でも入れていいわけではありません。
悪ノリしてしまうこともあるかもしれませんが、入れるのは食品だけにしましょうね。
また、消費期限や賞味期限が切れたものを入れるのもNG。
他にも、食用であっても人によっては気分を害する「食用」もあります。
例えば、昆虫・カエル肉などです。
このあたりは面子によるかもしれませんが、あまり歓迎はされないでしょう。
そして、暗闇だと火の通りの確認が曖昧になるので、生で食べると支障があるもの(肉・魚)は加熱した状態で入れる方が安全です。
特に鶏や豚の生食は避けたいもの。
闇鍋は入れてすぐに食べることが多いので、加熱時間を長くかけないためにも、あらかじめ火を通してあるものにしましょう。
闇鍋にNGな甘いもの
闇鍋は意外性を求めてスイーツといった甘いものを入れがちです。
とはいえ、以下のようなものはだし汁に溶けてしまいます。
あんこ(大福でも溶け出てきます)
チョコ
飴
マシュマロ
牛乳
ヨーグルト
ゼリー
闇鍋を成功させるには、上記のような全体の味を変えてしまう食品は避けたほうがいいですね。
また、健康に影響がありそうなレベルの激辛食品もNGです。
意外性がありつつ、楽しく食べられる食品を選びましょう。
まとめ
闇鍋を成功させる具材についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・変わり種の具材は栗やパン類など
・NGの具材は出し汁の味を変えてしまうスイーツ類
・闇鍋を楽しむためには意外性がありつつ、鍋に入れても食べられる食材を選ぼう
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