桜餅は行事にちなんだ和菓子なので、何個かまとめて買う場合が多いですよね。
「食べきれなくて余ってしまう…」なんてことも珍しくありません。
そんな時は冷凍が便利ですが、桜餅は凍らせてもまた美味しく食べられるんでしょうか。
そこで今回は、
・おいしさを保つ冷凍と解凍方法
・同じ和菓子の柏餅の冷凍
についてお話します。
桜餅が余って困っている方は、ぜひ最後までご覧くださいね。
桜餅は冷凍保存できる?
桜餅は冷凍保存OKです。
桜餅には長命寺(関東風)と道明寺(関西風)の2種類あり、特に薄い生地であんをつつむ長命寺の桜餅は乾燥しやすいといった特徴があります。
賞味期限まで日にちがあっても当日中に食べないのであれば、冷凍保存をおすすめします。
桜餅のおいしさを保つ冷凍方法は?
①桜餅をひとつずつサランラップで包む
※この際、空気が入らないようぴっちりとラップをします
②ビニール袋やジップロップに入れ、冷凍庫で保存
冷凍する場合は、桜餅を入手した当日中に保存しましょう。
何日か置いた後で冷凍すると生地や餅が部分的に乾いてしまって、美味しさが半減してしまいます。
お肉やお魚と同じように、新鮮なうちに冷凍するのがポイント!
冷凍保存の目安は1ヶ月ほどです。
ラップだけでなくジップロックに入れることで風味の劣化を防いでくれますが、1ヶ月を超えるくらい長く保存してしまうと冷凍焼けの恐れがあります。
冷凍した桜餅の解凍について
冷凍した桜餅が食べたい時は「自然解凍」がおすすめです。
ラップのまま、室温で2時間ほど置くと解凍できます。
夏場など室温が高めの時には、もう少し短い時間でも食べごろになるので、様子をみてくださいね。
桜餅は冷蔵庫で解凍することもできますが、餅の部分が固くなることがあります。
もし冷蔵庫で解凍したいのだったら、食べる前に少し室温に置くか、軽く電子レンジで加熱することをおすすめします。
他にも「今すぐ食べたい!」「急な来客で急いで解凍しなくては!」といった、2時間待てない場合には電子レンジでの解凍も可能です。
②裏返して更に20秒温める
※桜餅のサイズによって多少は前後するかもしれませんが、概ね1分未満で解凍が可能です。
柏餅は冷凍できる?
柏餅も桜餅と同じで冷凍OKです。
「1個ずつラップで包んで保存袋に入れた状態で冷凍庫へ」といった手順は一緒ですが、1点だけ桜餅とは異なる点があります。
それは「冷凍前に葉っぱを剝がす」ことです。
葉っぱを巻いたまま冷凍保存してしまうと、解凍して食べる際に餅が葉っぱにくっつき、きれいに食べることが難しくなります。
冷凍する前にひと手間かかりますが、葉っぱを剥がすだけで食べる時のラクさが違います。
そして、柏餅を冷凍した場合の日持ちは1ヶ月程度です。
こちらも自然解凍(常温で3時間ほど)がおすすめですが、電子レンジでの解凍でも美味しく食べられます。
まとめ
桜餅の冷凍についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・冷凍する時は「サランラップに包んで冷凍用保存袋に入れる」
・買って来たらすぐに食べない分は冷凍しよう
・冷凍した場合の日持ちは1ヶ月ほど
・自然解凍がおすすめ
・桜餅と同じように柏餅も冷凍できる(ただし、葉っぱは外しておく)
ラップや袋でしっかりと包んでおけば、日持ち期間は風味を保つことができます。
たくさん買って来た時は、あらかじめ冷凍しておくといつでも美味しい桜餅が食べられますね♪
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