安くて身近な食材である「おから」
購入すると卯の花にして食べることが多いのですが、そのまま火を通さずに食べることって出来ないのでしょうか。
そこで今回は「おからはそのまま食べられるのか」について詳しく調べてみました。
おからレシピも紹介しますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
おからはそのまま食べられるの?
市販のおからは大きく3種類に分けられます。
お豆腐屋さんで売っている、水分多めのもの。
そのままビニール詰めにされていることが多く、まれにスーパーへ卸していることもあります。
この生おからは、そのままでも食べられます。
お豆腐を作る際に大豆から豆乳を絞った残りなので、食物繊維が豊富です。
ただし、水分が多く傷みやすいため、生で食べる場合は買ってきた日に消費しましょう。
2.長持ちタイプのおから
スーパーでよく見る包装されたタイプのおからです。
日持ちを長くするため、生のおからより水分が少なめになっています。
パッケージに「加熱調理して食べてください」と記載されていることが多いので、基本的に火を通すことが前提です。
3.おからパウダー
生おからの水分を完全に蒸発させ、カラカラの状態にしたものです。
粉の粗さも様々で、満腹感を得られやすいよう粗めに作られたもの、飲み物に溶けやすいよう細かくなめらかになっているものもあります。
他にも、水で戻して生おからのように使える商品も。
因みに大豆パウダーは、生の大豆や低温焙煎した大豆を丸ごと粉砕しているので、おからパウダーとは別物です。
「加熱調理してください」と書かれているものは、そのまま食べると腹痛などいわゆる「あたる」といった状態になるリスクもあります。
ですから、スーパーで売られている身近なおからはしっかりと火を通しましょう。
おからをそのまま食べるレシピは?
ハンバーグやホットケーキに混ぜて使うことも出来ますが、せっかくお豆腐屋さんの生おからが手に入ったのであればそのままサラダにするのがおすすめです。
・生おから 120g
・ゆで卵 2個(半熟でも固ゆででも好みの方でOK)
・きゅうり 1本(薄切りにして塩もみしたものを、水気を切っておく)
・好きな野菜 適量(食べやすいサイズに切っておく)
・ミックスビーンズ 1袋
・塩胡椒 少々
・すし酢 大さじ1
・マヨネーズ 大さじ1と½
※ブラックペッパーを好みで加えてもOKです。
ゆで卵以外の材料を全てボウルに入れて混ぜます。
ある程度混ざったところでゆで卵を加え、好みでブラックペッパーをかけて完成です。
おからの日持ちは?
生おからの場合は1日ほど、スーパーで売っている長持ちタイプのおからでも3~5日ほどです。
真空パックの未開封であればもう少し長くもちますが、開封後は2~3日で食べ切ると良いでしょう。
いずれも冷蔵であまり日持ちするものではないので、食べきれない量を買った場合は冷凍保存がおすすめ!
冷凍すれば2週間ほど日持ちします。
1回で食べる分ずつラップに包んで保存袋に入れるか、大きめの保存袋に平らに伸ばして入れて菜ばしで筋を入れて冷凍しておくと、使いたい量を分けて解凍できて便利ですよ。
空気に触れて酸化しないよう、どちらもしっかりと空気を抜いておきましょう。
また、冷凍したおからは凍ったまま料理に加えることもできます。
もし解凍しておくのであれば冷蔵庫に使う分だけを移して、ゆっくりと解凍する方法がおすすめです。
そして、おからパウダーの場合は商品にもよりますが、未開封であれば常温で2~6か月ほど日持ちします。
開封後は虫を防止するため冷蔵庫での保存となりますが、常備するのであればパウダーも便利ですね。
おからはそのまま食べられる? まとめ
「おからはそのまま食べられるのか」についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・豆腐屋さんの生おからはそのまま食べられる(傷みやすいので当日中に)
・そのまま食べるならサラダがおすすめ
・おからは冷凍すれば日持ちする
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