スーパーで売られている、たけのこの水煮。
生のたけのこに比べて調理が簡単なので重宝しますよね。
煮物や炒め物によく使うのですが、そのままお刺身で食べることって出来ないのでしょうか。
そこで今回は「たけのこの水煮はそのまま食べられるのか」について詳しく調べてみました。
下ごしらえについてもお話するので、ぜひ最後までご覧くださいね。
たけのこの水煮はそのまま食べられるの?下ごしらえは?
たけのこの水煮は「あく抜き」は特に必要ないですし、加熱してあるのでサッと水洗いするだけで、そのまま食べることも可能です。
ただ、そのまま食べても美味しく頂けるかは難しいところ。
味はほとんどありません。
たけのこの水煮には白い粉のようなものが入っていることがありますが、これはアミノ酸の一種で「チロシン」という成分です。
食べても害はありませんが、気になる方は洗い流してくださいね。
臭みやえぐみが気になる方は、タッパーなどの容器にたけのこがかぶるくらいの塩水を入れて30分以上浸すか、さっとゆでると良いでしょう。
たけのこの水煮をそのまま食べた味は?
そのまま何もつけずに食べると「一切れ食べたらもう十分」という味です。
新鮮なたけのこのお刺身と比べても、風味は良くありません。
保存性を高め変色を抑えるために、ph調整剤やクエン酸などの酸味料が使われている場合もあり、そのまま食べると酸っぱい味がすることもあります。
「水煮のたけのこで刺身を…」と考える人もいますが、そもそもたけのこのお刺身は、採れて2~3時間以内のえぐみのない、たけのこ先端の部分を生のまま頂くものです。
「水煮をスライスしてわさび醤油で食べてみた」という人もいますが、こちらも美味しくなかったそうです。
いずれにせよ、味付けして加熱した方が美味しく頂けますね。
たけのこの水煮の簡単でおいしい食べ方
たけのこの水煮は、
・青椒肉絲風炒め
・土佐煮
・たけのこおかか
・バター醤油焼き
などで楽しむことができます。
下処理が不要なので、普通のたけのこを使うよりも簡単で手早く作れちゃうんです。
また、細切りタイプならナムルやメンマとして楽しめますよ。
・たけのこの水煮
・めんつゆ
・ゴマ油
①たけのこの水煮はブロックタイプなら細切りに、細切りのものならそのまま使う
②ゴマ油で①を炒めて、味を調整しためんつゆで10~15分ほど煮込む
たけのこの水煮の保存方法は?
未開封であれば記載されている期限まで冷蔵保存できます。
開封済みならば、容器にたけのこが浸るくらいの水と一緒にいれると、1週間ほど日持ちします。
冷凍の場合は、そのまま凍らせてしまうと風味が著しく落ちるので、出し汁に入れて保存するなど工夫が必要です。
約1ヶ月の日持ちとなります。
解凍する時は、出し汁ごと凍ったまま調理可能です。
たけのこの水煮はそのまま食べられる? まとめ
「たけのこの水煮はそのまま食べられるか」をお話してきました。
ポイントをまとめます。
・酸味料が使われていることもあるので、酸っぱく感じる事も
・わさび醤油で刺身として食べてもいまいち
・水煮の白い粉はチロシンというアミノ酸の一種
・下処理が不要なので加熱すれば幅広い料理に使える
・保存は開封済みであっても、冷蔵と冷凍どちらも可能
たけのこの水煮はそのまま食べてもおいしくないんですね…。
やはりおいしく食べるなら加熱調理がおすすめです♪
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