ここ最近、スーパーでよく見かけるようになった野菜「ズッキーニ」
見た目はきゅうりだけど「味はどんな感じなのかな?」と思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ズッキーニの味や食感について分かりやすくお話します。
また、色やサイズで違いはあるのかについても紹介していますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
ズッキーニはどんな味?きゅうり、それともかぼちゃ?
ズッキーニは、たんぱくな味の野菜です。
色や調理法によって差はありますが、人によっては「味がない」と表現する場合もあるくらいです。
油を使って炒めたり揚げたりすると、緑色のズッキーニはなすのような食感になります。
黄色は緑色よりも更に柔らかく仕上がりますが、かぼちゃほどのほっくりとした甘みは感じないです。
そして、生で食べると緑色のズッキーニは、ほんのりきゅうりのような青っぽい風味。
黄色は少しだけ茄子に似た味がします。
ただし、ズッキーニを食べて強烈な苦味を感じた際は注意が必要です。
食中毒の原因にもなる「ククルビタシン」の含有量が多い可能性があるからです。
調理済みのズッキーニにゴーヤのような苦味を感じた時には、残念ですが食べるのをやめましょう。
ズッキーニの味!色やサイズで違いはあるの?
どちらかと言うと、緑の方が皮が固く苦味を感じやすいです。
黄色い方は比較的柔らかく、クセもほとんどありません。
ズッキーニは色だけでなくサイズも様々ですが、小ぶりのものの方が歯ごたえがあります。
大きなものになると水分も多く、タネやワタの割合も多くなってきます。
ただ、大きいほうが甘味は増します。
きゅうりが大きくなったような見た目のズッキーニの他に、手のひらサイズの丸い形のズッキーニも時々見かけるかもしれませんね。
こちらも、一般的な形のものと同じように調理できますよ!
ちょっと珍しいのは「ロマネスコ」と言われる種類の、付け根から先まで縦にヒダ状の隆起があるズッキーニです。
一般的なズッキーニよりもやや果肉はしっかりした感じですが、皮は柔らかいです。
味は青臭みは少なく、特有のナッツのような香りが広がります。
ズッキーニは生食できる?
ズッキーニは生でも食べられます。
ただ、生のままだと皮の固さが気になるかもしれません。
そこで、生で食べる場合は輪切りの薄切りが食べやすいです。
輪切りにしたものを塩もみして、サラダに加えても美味しく食べられます。
どちらかといえば黄色の方が柔らかく、風味も弱いので生食に向いています。
ズッキーニのおいしい食べ方について
生食で食べる場合のおすすめは・・・
(輪切りに薄くスライスしたものに、ドレッシングをかけるだけでも美味しく食べられます)
・ピクルス
・塩昆布和え
・ナムル
(生のままでも塩揉みをしたものでも、1分ほどレンジで加熱したものでも作れます)
・カルパッチョ
(サーモンなどと合わるのもおすすめです)
加熱して食べる場合のおすすめは・・・
・味噌汁
(豚汁の大根をズッキーニで代用しても、また新たな味を楽しめます)
・みそ炒め
・野菜スープ
・素揚げにして煮びたし
・オリーブオイルと塩コショウのみでグリル
加熱した料理の場合、なすで出来る調理方法はだいたいOKと思って大丈夫です。
フライや天ぷらにしても美味しいです。
大きいものや丸型の場合は、ワタの部分をくりぬいて詰め物をしてオーブンで焼いたり、揚げたりすることもできます。
ズッキーニ自体の味が淡泊なので、色々な味付けで楽しめます。
ズッキーニってどんな味? まとめ
「ズッキーニはどんな味なのか」についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・黄色のズッキーニは緑よりも柔らかいが、かぼちゃのようなほっくりとした甘さはない
・緑のほうが皮が硬い
・黄色のほうがクセがない
・サイズによって甘みや歯ごたえが違う
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