緑茶は風邪予防に効果的と言われていますが、子供には何歳から飲ませても良いのでしょうか。
また、公園で遊ぶなど外出先で「おーいお茶」といった緑茶のペットボトル飲料を買うこともありますよね。
そういう時は飲ませてOKなのか、いまいち分かりません。
そこで今回は、緑茶は何歳から飲めるのかを詳しく調べました。
「緑茶は何歳から飲めるのか?」疑問に思っている方の参考になれば嬉しいです!
緑茶は何歳から飲める?1歳はダメ?
「何歳から」といった明確な時期はないのですが、緑茶は飲み過ぎなければ2歳から与えることができると言われています。
ペットボトルの「おーいお茶」も同様です。
茶葉の量やお湯の温度によりますが、緑茶に含まれるカフェインは一般的に100mlで20mgとなっています。
4~6歳の上限カフェイン量は45mg(緑茶200ml)なので、もし2歳の子供にあげるとしても1日で100mlまでが望ましいです。
※日本にはカフェイン摂取基準がないため、上記は欧米各国の基準となります。
カフェインには覚醒作用や利尿作用があるので、2歳より下の体が未熟な赤ちゃんに緑茶はNGです。
他にもカフェインの摂り過ぎは、眠気やだるさが増すと言われています。
子供にそんな症状が出たら心配でたまらないです。
また、緑茶にはカテキンが含まれていて、胃酸が分泌される作用があるので胃痛を起こしやすいといった特徴があります。
カフェインやカテキンの作用を強く受けないために、2歳以上でも薄めたり様子を見ながら判断していきましょう!
・緑茶……約20mg
・紅茶……約30mg
・烏龍茶……約20mg
・ほうじ茶……約20mg
緑茶を赤ちゃんが飲んでしまったらどうする?
目を離した時に1歳代までの赤ちゃんや子供が緑茶を大量に飲んでしまった場合は、カフェインの過剰摂取となります。
ぐったりとしたり、顔色が悪くなるといった症状が出る恐れがあるので、そうなったらすぐに病院で診てもらいましょう。
カフェインの摂り過ぎは、子供の体に想像以上の負担をかけるからです。
丸1日様子をみて何事もなければ安心ですが、調子が悪そうであれば専門医の指示を受けましょう。
子供に最適な水分補給の仕方について
子供の水分補給に最適な飲み物は、水と麦茶です。
水や麦茶はカフェインやカテキンが入っていないので、体に吸収されやすく優しいといった特徴があります。
小さな子だけでなく、汗をかきやすい小学生も水と麦茶です。
ミネラル麦茶なら、ミネラル分も補給できますね。
もし「緑茶がいい!」という場合は薄めて与えたり、水出しがおすすめ。
水出しの緑茶はカフェイン量が比較的少なく、苦みもあまり感じないので子供でも飲みやすいんです。
基本は水と麦茶。2歳以上で緑茶を欲しがるなら、薄めるか水出しにしましょう。
緑茶は何歳から飲める? まとめ
緑茶は何歳から飲めるのかをお話しました。
ポイントをまとめます。
・ペットボトルの「おーいお茶」なども2歳から
・カフェインには覚醒作用や利尿作用、カテキンは胃痛を起こす可能性がある
・もし緑茶を大量に飲んでしまった場合は様子をみて、具合が悪くなるようなら病院へ
・緑茶を欲しがるならカフェインが少ない水出しがおすすめ
・子供には水か麦茶が水分補給にぴったり
緑茶は大人にとって身近な飲み物ですが、子供には少し強くあたってしまうようです。
「2歳から飲める」ということでしたが、水で薄めたり、量には気をつけたいところですね!