お餅は大人でも喉に詰まらせやすい食べ物です。
子供なら尚更、あげるとなると「何歳から?」と慎重になってしまいます。
小さく切ればそれで大丈夫なのか、食べさせ方も悩んでしまいますよね。
とはいえ、お正月やこどもの日にはおいしいお餅を食べさせてあげたい…という思いも。
そこで今回はお餅は何歳から食べられるのか、安全に食べるための注意点について詳しく調べました。
お子さんに「お餅を食べさせたいけど心配」と思ってる方は、ぜひ参考にしてくださいね!
お餅は何歳から食べられる?
お餅を食べられる年齢は、一般的に3歳以上とされています。
3歳になると20本の乳歯が生えそろい、よく噛んで飲み込むことが出来るからです。
しかし、お子さんによっては丸のみしてしまう癖があったり、一度に多くの量を口に入れてしまうことがあるので、お餅を食べられる年齢には個人差があります。
小学校に入学するまでは、ミニトマトですらハラハラするものです。
保育園もそれぞれ、お餅は一切提供しないという園や、3歳から提供する園など様々です。
「3歳だから大丈夫」というわけではなく、お餅は何歳になっても注意が必要な食材といえるでしょう。
団子、よもぎ餅、柏餅、ミルク餅、わらび餅は何歳から?
団子やよもぎ餅、柏餅は普通のお餅と同じく喉に詰まる可能性がありますから、食べさせるなら3歳以上がおすすめです
よもぎ餅はヨモギアレルギーがないか注意すると良いでしょう。
また、片栗粉から作るミルク餅は保育園のおやつとしてよく提供されます。1歳以上を目安に食べさせる場合が多いようです。
そして、わらび餅も保育園のおやつに出されますが、1歳以上もしくは2歳以上と年齢にばらつきがあります。
つるんと喉に入ってしまいやすい食べ物ですから、きちんと噛めるようになってから食べさせると良いですね。
幼児にお餅をあげる時の5つの注意点!
②お茶や汁物で喉を潤す
➂初めて食べるならお汁粉など、汁気があるお餅のメニューにする
④眠くないか?食べる前の状態を見る
⑤もち米にアレルギーがないかを確認
食べる前に水分で喉を潤すと、飲み込みやすくなります。
また、初めてお餅を食べるなら、お汁粉や雑煮にして柔らかく煮ると水分によってお餅が柔らかくなるのでおすすめです。
そして、意外と重要なのが「食べる前の状態」です。
子供は眠かったり疲れたりすると、食事に対する注意が散漫になりやすく、しっかり咀嚼が行われない可能性があるので注意しましょう。
お餅を食べさせる時は上記5つの点に気をつけて、子供の正面から「噛む→飲み込む」が出来ているかを確認します。
子供にお餅を食べさせたのはいつから?みんなの体験談
それぞれのご家庭では「お餅を何歳からどのようにあげたのか?」SNSで調査しました。
・うちの娘は3歳で赤福を食べていた
・2歳~3歳にかけて。お餅を焼いてパリパリになった部分だけあげてた
・年少さんからお餅つきがあるので3歳から食べさせてみた。お味噌汁に一口サイズで入れるのがお気に入り
・保育園での行事では未満児は白玉で、3歳からはお餅。
2歳でお餅をあげている人は少ない印象でした。3歳になると保育園でお餅を出されることが多いみたいです。
娘の通っていた保育園でも餅つき行事があり、3歳からきなこや大根餅などを食べていました。
子供が喜ぶお餅のレシピ3選
【餅の春巻き】
春巻きの皮にお餅を包むので丸のみの心配がありません。かぶとの形なので、子供が喜びます。
【豆乳もち】
お餅を使ったレシピではありませんが、食べやすく豆乳+きなこで体にも良さそうですね。
【ポップコーン風おやつ】
カリカリとした食感に仕上げるので喉に張り付く感じなしです。甘いおやつとしてどうぞ♪
お餅は何歳からOK? まとめ
「お餅はいつから食べられるのか」についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・歯が生えそろう、きちんと噛むことが出来る、一度に口に入れないなどの確認が必要
・初めて食べさせる時は、小さく切って汁気のあるメニューにすると食べやすい
お餅は何歳になっても注意したい食べ物です。
不安があるうちはあえて食べさせることもないので、ママやパパが「大丈夫」と思えるくらいになったらあげてみる…といった心持ちでいいと思います。
あげる場合は、飲み込みが難しくないかしっかりと大人が見守ってあげてくださいね。