体を温めるだけでなく、美肌効果もあるゆず湯。
でも、ゆずをお風呂に浮かべると「肌がピリピリ痛い!」と感じる時ありませんか?
せっかくゆず湯を楽しみたいのに、これじゃゆっくり入ってられない…。
というわけで、この記事ではゆず湯のピリピリに悩んでいる方に向けて
・ピリピリした時の対処法
・しみないゆず湯の作り方
を分かりやすくお話していきます。
ゆず湯で肌がピリピリ痛い原因は?
ゆず湯で肌がピリピリするのは、ゆずに皮脂を取り除くピーリング効果があるからなんです。
また、柑橘系のさわやかな香りのもとになる、リモネンも痛みに関係しています。
リモネンは酸化しやすく、皮膚を刺激する成分を作るんだとか。
ゆずがもつピーリング効果、リモネンの皮膚刺激。
二つの作用で肌がピリピリするんですね。
私は乾燥肌なので、皮脂をとられるとダメージ大です(泣)
こんな人は特に要注意!
ゆず湯の刺激に特に気をつけてほしい人は、肌が敏感な人です。
肌が敏感な人は、皮脂が少ないため、リモネンの刺激を過剰に感じてしまいます。
皮脂を落としすぎることによって、肌荒れするリスクもありますね。
また、子どもやお年寄りも要注意!
肌が薄く、表皮のバリア機能が不十分です。
ゆず湯を「子供にも楽しんでほしいな」と思うんですが、小学生以下の子どもは控えたほうが良いかもしれませんね。
ゆず湯でピリピリした時の治し方
ゆず湯で肌が痛いと感じたら、ピリピリする場所を必ずシャワーで綺麗に流します。
そしてお風呂から上がったら、水分をしっかりと拭き取って、保湿クリームを塗りましょう。
ピーリング効果により、肌がダメージを受けているので、いつもよりもしっかり表皮を保護します。
それで痛みがなくなれば問題ありませんが、まだピリピリしたり違和感が続いている場合は、アレルギー症状が考えられますので、皮膚科に行くことをおすすめします。
ピリピリしない!ゆず湯を作る方法
ピリピリしないゆず湯を作る、3つのステップを紹介します。
- ゆず湯を綺麗に洗う
- 切ったりせず丸ごと入れる
- お風呂の中で揉まない
ゆずには農薬が付いている可能性があります。
農薬がピリピリの原因になっている場合もあるので、念入りに洗いましょう。
また、ゆずは沢山浮かべたいところですが、一つまでにしておきます。
数が多いとその分、成分の流失が多くなり、ピーリング効果が高くなってしまうからです。
そして、ゆずがお湯にぷっかり浮かんでいると、香りを楽しみたくなって、つい触ったり揉んだりしたくなりますが、これもNG!
液体が出てしまうと、リモネンが流れ出してしまいますので、触らずに楽しみましょう(;’∀’)
輪切りにして入れたい場合は、1度沸騰したお湯にくぐらせます。
皮だけを使いたかったら、乾燥させてガーゼなどの袋に入れます。
そうすると、ピリピリする成分が少なくなるので、刺激をほとんど感じなくなりますよ!
また、輪切りにしたゆずを小皿に入れ、湯船のフチに置く方法もあります。
これだと肌が痛くなる心配はゼロですよね。
爽やかな香りを楽しめるので、おすすめです。
ゆず湯でピリピリの原因 まとめ
- 肌が痛くなるのはピーリング効果とリモネンが原因
- ピリピリしたらシャワーで流そう
- 「洗う→丸ごと入れる→揉まない」ことがポイント
ゆず湯はお肌がツルツルになるけど、肌が弱いと刺激になっちゃうんですね。
私のように乾燥肌の方は、ひと工夫が必要なようです。
今回紹介した情報をもとに、冬至にゆず湯でほっこり温まってくださいね!