「ココアは、糖質や脂質が含まれてるから太りやすい」
と思ってませんか?
甘くておいしいからダイエット向きじゃないかも、と考える人は結構いると思います。
クッキーやケーキを食べるよりはヘルシーだろうけど、果たしてダイエットに良いかと言われると……答えに迷いますよね。
そこで本日は、栄養学を学んでいた筆者が
・ココアはやっぱり太るのか?おやつ代わりに飲んでも良いのか?
を解説していきたいと思います。
ココアは太るのか心配な方、ぜひご覧くださいね!
ココアは結局太るのか?ダイエットもOK?
ココアはピュアココアをお湯で飲むぶんには、太りにくいです。
ピュアココアは砂糖が加えられていないため、糖分が低くカロリーも1杯あたり11カロリーほど。
しかし、ミルクココアを牛乳で……だとお世辞にもヘルシーだとはいえません。
なぜなら、ミルクココアは砂糖が加えられていて、牛乳も合わせると1杯あたり約210カロリーとエネルギー量が高いからです。
しかも、ココアには脂肪分が含まれてますよね。
「糖分と脂肪の組み合わせは最も太りやすい」ので、ミルクコココアを牛乳で飲むと太りやすい!
ココアはダイエット中のおやつの代わりになる?太る?
では、ココアを1日1杯だけ。
おやつ代わりにした場合はどうなんでしょう。
単純にカロリーで考えると、ミルクココアを牛乳で飲む場合であっても、おやつ代わりとして、たまになら十分ありだと思います。
例えば、シュークリームは1個で235カロリーです。
ミルクココアのほうが少し低いですよね。
続いて、せんべい2枚と比べます。
せんべいは2枚で90カロリー程なので、ヘルシーなのはココアよりせんべい。
やっぱり、ミルクココアはダイエットに向いてない?と思うかもしれませんが、牛乳を入れたココアは腹持ちが良いです。
たんぱく質も補えるので、たまのダイエット中の息抜きとして!
タニタの健康コラムには「おやつの適正カロリーは150~200カロリーほど」と書いてあったので、2日に1杯飲む程度なら問題ないと思います。
どうしてもカロリーが気になる人は、お湯で溶かしたり、ピュアココアを選ぶといいですね。
ミルクココアとピュアココア(純ココア)のカロリーを比較してみました
色んなパターンのココアの栄養分を比べてみます!
- ミルクココア(お湯):82カロリー
- ミルクココア(牛乳):210カロリー
- ピュアココア(お湯):11カロリー
- ピュアココア(牛乳):138カロリー
断然、太りにくのがピュアココアにお湯でした。
糖分も入ってないので、かなりヘルシーですね。
ピュアココアなら、毎日おやつ代わりに1~2杯ほど飲んでも全然OK!
ココアは寝る前・夜に飲むと太る?
「夜だけど、寝る前だけど、どうしてもお腹が空いた!」
という時でもピュアココアなら大丈夫。
カロリーが低く、砂糖が加えられていないからです。
反対に、ミルクココアはお湯であってもNG!
夜は脂肪を溜めこみやすくエネルギーの消費も少ないため、糖分の摂取は控えたほうが良いですね。
ココアの太らない飲み方のポイント
ココアの太らない飲み方は、ポイントはたったひとつ!
それは……ピュアココアを選ぶことです。
とはいえ、お湯にピュアココアって苦くて飲みにくいですよね。
私も「苦い、ミルクココア飲みたい」ってなりました。
ココアを飲むのは甘いものが欲しいなーって時なので、ピュアココアじゃ物足りないんですよね。
そんな場合の対処法は、はちみつや少量の砂糖を混ぜる!
小さじ1くらいならダイエットに影響しないし、まろやかになってほんのちょっと甘みを感じるので飲みやすくなります。
ココアは美容に嬉しい効果がいっぱい
ココアには、
- 冷え性改善
- 新陳代謝アップ
- 便秘、下痢改善
- リラックスできる
- デトックス作用
- 食欲抑制
といった、美容やダイエットに良い作用がいっぱい。
これはカカオ豆に含まれる、カカオポリフェノールやテオブロミンという成分によるものです。
昔、カカオ豆は「不老長寿の薬」とされていたくらい、すごい効果があるんですね!
ココアで太りたくない人に!飲みやすいピュアココアを紹介
・TOMIZ 純ココア(オランダ産有名ブランド使用)
飲みやすいと評判のピュアココアです。
しかし、バンホーテンが好きな人と、こちらの商品が好きな人に別れるみたい。
ちなみにTOMIZのピュアココアは、バンホーテンに比べると味が濃い目。
カロリーに関しては、100gあたり418カロリーと記載されており、1杯あたり(5g)では20カロリーほどになります。
ココアは太る? まとめ
ダイエット中でも、ピュアココアをお湯で飲むだけなら太りません。
他のおやつとしても比較しても、ヘルシー。
また、ミルクココアに牛乳を入れたものも、たまには息抜きとして良いですね。
ココアには太るイメージがありましたが、飲み方次第といったところです。
みなさんも、ダイエットにココアを活用してみてくださいね!