「お腹はパンパン、罪悪感でいっぱい……」
こんな経験ありませんか?
お腹はいっぱいのはずなのに、満たされなくて心がザワザワして食べてしまう。
私も物心ついた時からそんな感覚と闘ってきました。
まるで、自分の人生が食欲に支配されているよう。
どうして次から次へと食べてしまうの?
そこで今回は、お腹いっぱいなのに食べてしまう原因と解放される方法をシェアしていきたいと思います。
お腹いっぱいなのに食べちゃうのはなぜ?病気なの?
お腹いっぱいなのに食べちゃう現象は「エモーショナルイーティング」と呼ばれる心の病気。
ストレス・寂しさ・不安を食べることによって紛らわせようとする行為で、感情が元となるニセの食欲なんです。
生理前のどうしようもなく食べたい感じとは、また別物。
エモーショナルイーティングの厄介なところは、食べても食べても満たされないこと。
そりゃそうですよね。
心理面で問題があるのに、お腹をいっぱいにしても状況は変わんないです。
私のエモーショナルイーティングは思い起こせば、すでに5歳頃から始まってました。
一人っ子で遊ぶ兄妹がいない。
両親は揃ってほぼ育児放棄。
保育園に行き出したのは年長からで、帰ってから遊ぶような友達もいない。
ただあったのは自宅に大量のお菓子、ポテチとファンタ。
寂しさを紛らわすように、お菓子をよく食べていた記憶があります。
私も含めエモーショナルイーティングをしがちな人は「食べることで幸せになる」「自由に出来るのは食べることのみ」と思いこんでいる気がします。
確かに食べるとセロトニンという幸福物質が分泌されるので、幸せな気分にはなるんですが、それは一瞬だけ。
人生全てを幸せにするわけじゃありません、逆に食べ過ぎてしまったと落ち込むことすらあります。
満腹なのに食べてしまう時の対策
満腹なのに食べてしまう時の対策は、
30分待つこと
30分待つのは有効な方法。
朝ごはんを食べてお昼までだったら間隔が長くて食べてしまいますが、30分だけなら我慢出来ました。
不思議なのは30分経過する頃には、ニセの食欲はすーっと消えてて、食べたい気持ちがどこかに行きます。
30分経っても食べたい時は自然の食欲なので、食べてもOK。
また30分じゃなく、たった3分でも食欲の波が治まることも。
英プリマス大に、テトリスをプレイするとたった3分で24%も食欲が減ったという研究結果がある。食欲の波は数分しか続かないため、その間に脳の処理能力をほかのことに使うことで自然と欲求が消えるという理屈だ。
引用:https://nikkan-spa.jp/1275570/3
個人的には30分のほうが食べたい気持ちはなくなりましたが、長く感じる人はとりあえず3分試してみてください。
軽い運動をする
その場足踏みや、ラジオ体操のようなストレッチ感覚のものでOK。
軽い運動でも食欲抑制ホルモンが分泌されます。
アメリカンコーヒーを飲む
私が一番食べたくなる瞬間、それは在宅で仕事してる時。
ちょっとでも行き詰まると「あぁーなんか食べたい」と思ってしまいます。
そんな時はアメリカンコーヒーを飲むと、食欲が抑制されて集中力増加。
お腹いっぱいでも食べちゃった後の罪悪感をチャラにする
とはいっても、これらの方法を試す前にドカ食いしちゃうこともあると思います。
「やっちゃった……」って罪悪感でいっぱい、眠気も襲ってくる。
自分はなんてダメなんだ、と思う瞬間です。
それが引き金になって、更にストレス。
そんな罪悪感をチャラにする唯一の方法は、運動すること。
1日25分の運動で暴飲暴食がチャラになることがミシガン大学の研究で報告されました。
体を動かすと罪悪感も減るので、一石二鳥だと思います。
心を満たすための提案
心を満たすには掃除&読書がおすすめ。
朝、部屋の掃除をすると適度な運動になるし、一日をスッキリした気分で迎えられます。
散らかった部屋にいると心も乱れやすいので、掃除は積極的にしていきましょう。
掃除機がけが面倒だったら、整理整頓だけでも良いですね。
あとは、読書。
新しい情報や価値観を知る事によって、知識欲が満たされます。
物事をまた違った角度で見られるようになるので、心の変化にも期待。
まとめ
お腹いっぱいなのに食べてしまうって、正直しんどいですよね。
でもそれは我慢が足りないわけじゃなくて、心が満たされていない証拠。
自分を責めずに「まぁこういう日もあっていい」と思うことも大事。
気負わず少しづつ、食べてしまう連鎖を断ち切りましょう。