生焼けカップケーキの救済方法!焼き直しはどうする?しっとりとの違いについても

カップケーキ

今回は生焼けカップケーキの救済方法についてお伝えしていきます。

カップケーキは料理ビギナーさんも作りやすいスイーツです。少ない材料で簡単に作れるので、チャレンジするのにもってこいですよね。

そんなカップケーキですが「中が生焼けだった……」ということも多くあります。

しっとりしたカップケーキは生焼けなの?
カップケーキが生焼けになる原因
生焼けカップケーキの救済方法

おいしく作るために気をつけたいポイントも紹介します。

ぜひ記事をチェックしてみてくださいね。

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カップケーキが生焼けかどうかの見分け方

カップケーキ生焼け

カップケーキが生焼けかどうかを見分けるポイントはたったひとつです。

それは竹串を刺して、べたっとした生地がついてくるかどうか。

ただし、「生地がついてくる」といってもホットケーキの焼き上がりのようなポロッとした生地がついてくる場合は生焼けではありません。

一方、べたっとした水分を含んだ生地がついてくるようなら生焼けです。

表面がベタベタしているのは生焼け?

表面がべたべたしているのは生焼けではありません。

カップケーキを焼いた直後は表面がサラっとしていても、時間を置くとしっとりしてきます。

手につくほどベタベタしてしまうのは、別の原因があるのです。

カップケーキ表面ベタベタ

原因①:冷めないうちにラップにくるんだ

持ち運びや人にあげるために、カップケーキをラップに包むのはよくあることです。

ですが、よく冷めないうちにラップをしてしまうと、蒸気が外に逃げられず表面がべったりしてしまいます。

焼き上がり後、しっかり冷ましてからラップに包むようにしましょう。

原因②:油分の少ないレシピだった

油分が少なく水分量が多いレシピだと、カップケーキの表面がベタついてしまうことがあります。

油分は水分が逃げるのを抑える役割があります。

オリジナルで材料を加えたり減らしたりすると、水分量のバランスが崩れてしまいます。

水分が中にうまくとどまらず、表面に出てベタベタなカップケーキになってしまうことも!

なるべく信頼のおけるレシピを選んで、書かれている通りに作ることから始めてみましょう。

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生焼けとしっとりの違いは?

カップケーキは焼き上がり後に少し時間をおくと、表面や中がしっとりすることがあります。

できあがったカップケーキが生焼けなのか、ただしっとりしているだけなのか、判断が難しい時がありますよね。

そんな時は、割った時の感触がヒントになりますよ。

手で割った時に中心部まで抵抗なく割れればしっかり焼きあがっている証拠です。生焼けは、ねちょねちょしてしっかり割れません。

また、生焼けカップケーキは、匂いもどことなく卵の生臭さや小麦粉の粉っぽさがあり、口当たりも、もったり重く感じます。

カップケーキが生焼けの時の対処法

カップケーキが生焼け状態になってもあきらめないでください!

再加熱して中まで火を通せば、ちゃんと復活します。

オーブンに再び入れて、焼き上げた時よりも低温で中までじっくり火を通しましょう。

時間がないときは、電子レンジを使うのも手です。3〜4個ほど間隔をあけて並べ、600Wのレンジで 20〜30秒ほどずつ加熱します。

カップケーキ生焼け対処

レンジは短時間で中心部まで加熱することが出来ますが、時間が経つとパサつきやすいので早めに食べてくださいね。

火が通っていないカップケーキを食べたらお腹を壊す?

生焼け状態のカップケーキを食べるのは避けましょう。

「牛乳や卵は生で口にすることもあるし問題ないのでは?」と、思うかもしれません。

しかし、十分に加熱されていない小麦粉が腹痛を起こす原因となる可能性があるんです!

生の小麦粉は上手く消化されず、製粉されるまでの間に特別な殺菌工程もありません。

適切な温度でしっかりと加熱されていない小麦粉は、病気のリスクになります。

焼く前の生地はもちろんのこと、生焼けのカップケーキも口にしないようにしましょう。

生焼けのカップケーキにならないコツ

生焼けにならないカップケーキ

①混ぜ方を変える

材料の粉を混ぜるとき、ぐるぐると混ぜていませんか?

混ぜれば混ぜるほど小麦粉に含まれるでんぷんが、粘化してもったりしてきます。

粘度の高くなった生地は、中心部にうまく火が入らず生焼けの原因になることも。

レシピ本でよく「切るように混ぜる」と書かれていますが、これはでんぷんの粘化をおさえるためです。ぐるぐるかき混ぜないようにしましょう

②温度を守る

オーブンの温度も生焼けの原因になります。

余熱不足やオーブンの扉を何度も開けるると、オーブン内の温度が一定に保たれません。

温度が足りなかったり、焼きむらが起きて生焼けの原因になってしまいます。

まとめ

・生焼けか見分ける方法は「竹串」が有効
・粉をぐるぐる混ぜるとベタベタの原因に!切るように混ぜよう
・オーブンを何度も開けると、中まで火が通らず生焼けの原因に
・生焼けカップケーキはレンジで再加熱すれば救済できる

粉の混ぜ方を変えるだけでも、ふっくらおいしいカップケーキに近づきますよ!もし、中がねちょねちょになってしまっても、レンジを使えば復活します。

粉の混ぜ方もオーブンの熱も完璧なのにベタベタするのは、レシピに問題がある可能性も。

油分と水分のバランスを見直してみてもいいでしょう。

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