今回はおからパウダーの効果についてお伝えしていきます。
一時期メディアで取り上げられて有名になったおからパウダー。今では健康志向の人が増えて、スーパーでも普通に手に入るようになりました。
あまり高くなく、味にクセがないので取り入れやすいと人気です。そんなおからパウダーですが、具体的にどのような効果があるのか気になりませんか?
・どれくらいで効果を感じ始めるの?
・おからパウダーのおすすめの食べ方
おからパウダーを取り入れる時に気をつけたいことも紹介しています。
ぜひ記事をチェックしてみてくださいね。
おからパウダーの効果と効能
おからパウダーの原材料は大豆なので栄養価が高く、特に食物繊維やたんぱく質がたくさん含まれています。
◎腸の蠕動運動を促す
◎満腹感が得られる
◎コレステロールや糖の吸収をおさえる
食物繊維の1日の摂取目安は女性18g 、男性21g以上。野菜や海藻類を多めに食べるなど意識しないと普段の食事だけでは必要摂取量はなかなか摂れません。
おからパウダーは大さじ1杯で食物繊維が1.3〜1.5gほど含まれているので、日常の食事に「ちょい足し」するだけで補うことができますよ。
食物繊維の一番の効果は便秘解消です。
不溶性食物繊維が便の量を増やし、胃腸の動きを活発にしてくれます。
また、おからパウダーは、水分を含むと膨らむので満腹感を得やすい食べ物です。少し食事量を調整したい時にも活躍するでしょう。
おからパウダーでダイエット!効果はいつから?
おからパウダーはダイエット食としても注目されています。
おからパウダーで満腹感を得て、全体の食事量を減らしていく作戦が一般的ですね。
体脂肪減少の効果を感じるのは平均して3〜4ヶ月ほど。長めのスパンで取り組む必要があります。
また、おからパウダーダイエットをスタートすると一時的に体重が増えることがあります。
摂取する水分量が足りないと、不溶性食物繊維の影響で腸の動きが悪くなり便秘になるので注意しましょう。
さらに、おからパウダーは大さじ1で42kcalほど。たくさん振りかけると、カロリーオーバーの危険性も!
そこでおすすめなのが、糖質制限+おからパウダーダイエットを組み合わせる方法です。
糖質制限中に積極的にとりたい栄養素である「タンパク質」がおからパウダーにはたくさん含まれているんですよ。
おからパウダーのおすすめの食べ方は?
おすすめの食べ方は、おからパウダーヨーグルト。
市販のヨーグルトに振りかけるだけ。手軽なので朝にもピッタリですね。腹持ちがいいので空腹感も感じません。
物足りない方は、蜂蜜を少しだけ入れて甘みを足してもいいですね。
また「豆乳おからパウダー」もおすすめの食べ方です。
大豆製品同士の相性は栄養や味の面でも抜群!市販の豆乳を飲む時にさっと振りかけて、軽く混ぜるだけです。
小松菜やりんごなどと一緒にミキサーに入れて、スムージーのようにして飲んでもいいですね。豆乳は無調整のものを選ぶとよりダイエット効果が期待できますよ。
おからパウダーの適量
おからパウダーは、一日およそ大さじ1杯程度が目安です。
食べるタイミングは食前の15〜30分前が理想。先に食べたパウダーがお腹の中で膨らむことで、食べ過ぎを防いでくれますよ。
また、食事の前に食べることで血糖値の上昇を抑えることができます。
血糖値の急上昇は脂肪を溜めこみやすくしてしまうデメリットがあるので、おからパウダーで血糖値の乱高下を防ぎましょう。
おからパウダーを使う際の3つの注意点
おからパウダーを取り入れるときに気をつけたいことも見てみましょう。
①目的に合ったタイプを選ぶ
おからパウダーを調理に使うときは、荒目がおすすめです。
ハンバーグのつなぎやパンケーキに使うとふっくらとした仕上がりになりますよ。
一方で、そのまま口にするとざらっと口に残る感じがします。また、水分と混ざることでボソボソとした食感になってしまうことも。
ヨーグルトなどに振りかけるときは、細かい「微粉」タイプを選びましょう。水分と触れてもなめらかな状態をキープしてくれますよ。
②塩分に気をつける
塩分量の多いラーメンやうどんにおからパウダーをかけると、つゆを吸ってしまいます。
つゆを多く含んだおからパウダーを口にすることで、塩分過剰になりむくみにつながります。
③水分をしっかりとる
不溶性食物繊維は、便秘の解消に役立ちます。
ただし、水分量が足りないと、腸の中で固まり逆に便秘の原因になってしまうんです!
おからパウダーを摂取するときは、一緒にコップ1杯の水を飲むようにしましょう。
まとめ
・食事の15分ほど前に大さじ1杯程度取り入れるのが望ましい
・おからパウダーには水分が必須!食べる際にはコップ1杯の水をとろう
おからパウダーは低カロリーではありません。
食べ方を間違えると体重増加の原因になってしまいます。しっかり水分摂取をしながら、取り入れるといいですね。