今回はどらやきは太るのかについてお伝えしていきます。
和菓子の定番、どらやきはあの猫型ロボットも大好きスイーツですよね。
最近はコンビニでも手軽に手に入るので、より身近な「和スイーツ」になりました。
そんなどらやきですが、お砂糖たっぷりの粒あんが使われているので、太ってしまうか気になります。
・どら焼きで太ると言われる理由
・あんこの種類で違いはあるの?
どら焼きで太らないように、食べ方のポイントも紹介しています。
ぜひ記事をチェックしてみてくださいね。
どら焼きのカロリーと栄養素
まずはどら焼きの基本的なカロリーと栄養素を確認しておきましょう。
一般的などら焼きは、1個あたり(約64〜70g) 172〜200kcalです。
100g換算すると284kcal、糖質は55.6gとなります。
他の栄養素も含めて表にまとめてみました。
70gあたり | 100gあたり | |
カロリー | 198.8kcal | 284kcal |
糖質 | 38.92g | 55.6g |
脂質 | 1.75g | 2.5g |
食物繊維 | 2.17g | 3.1g |
タンパク質 | 4.62g | 6.6g |
ナトリウム | 98mg | 140mg |
カリウム | 84mg | 120mg |
あんに小豆が使われているので、食物繊維が多いのが特徴です。
ちなみにらご飯(100g)のカロリーが156kcal、糖質35.6gです。
比べるとどらやきは高カロリー、高糖質なのがわかりますね。
どら焼きで太る原因
どら焼きの皮の部分の原料は、小麦粉、卵、砂糖、サラダ油です。
甘味料としてみりんやはちみつも使われています。
また、中に挟むあんこは、あずきをたくさんの砂糖で煮たものです。
そんなあんこがサンドされたどら焼きは、糖質、カロリーともに高め。ダイエット中には向かないおやつと言えるでしょう。
とくに糖質には注意が必要です。糖質は体の血糖値を上げ、インスリンというホルモンの分泌を促します。
インスリンは血中の糖分を脂肪に変えて、体内に溜め込もうとする働きがあるんです!
糖質の高いものを一度に食べると過剰にインスリンが分泌されて、脂肪がため込まれやすくなってしまいます。
どら焼きを一度にたくさん食べるのは控えた方が良さそうです。
あんこの種類とカロリーの違い
どらやきに挟む代表的なあんこに注目してみましょう。
オーソドックスなどらやきは、つぶあんを使用しています。
カロリーはどらやき1つあたり63.4g として、172kcalほどになります。
そもそも、あんこを作る際に入れる砂糖の割合は想像以上に多いんです。乾燥したあずきの1.1〜1.2倍の量を使います。実際にあんこを作ってみるとびっくりするはず。半分以上が砂糖なんですよね。
✔あんバター
最近人気のあんバターどらやきは、1つあたり70gとして247kcalです。
動物性脂肪のバターをたっぷりと使うので、脂質が多く含まれます。食べすぎると血中コレステロールが増加するといった報告もありますよ。
✔あんホイップ
コンビニのローソンで発売している「どらもっち」をご存知ですか?
あんこ&ホイップの組み合わせで大人気商品となっています。どらもっちは1個あたり261kcal、糖質39.7kcalでした。
ちなみに、大さじ1杯のホイップで82kcalになるので、全体のカロリーも高めになるのもうなずけますね。
どら焼きで太らない食べ方
どら焼きは大福やたい焼きといった他のあんこを使った和菓子に比べると、糖質はやや控えめです。
ダイエット中だけど、甘いものが食べたい日もありますよね。そんな時にも気をつけておきたいポイントをおさえておきましょう。
①食べる時間
甘いものを食べるのは活動量の少ない夜の遅い時間は避けるといいでしょう。
脂肪生成を促す「BMAL−1」というタンパク質があります。このタンパク質は夜にかけて増加していくので、夜に甘いものを食べると太りやすい体質になります。
午前中や日中のおやつの時間など、活動量の多い時間帯に食べるといいでしょう。
朝ごはんの食後に食べると、罪悪感もないのでおすすめです。
②個数
間食は1日200kcalまでが望ましいとされています。
どら焼き1個は172kcal となるので、食べるのは1日1個までがベストです。
あんバターやホイップ付きのものは、さらに高カロリーになりがちです。半分にカットするなど、食べる量を調整するのもいいでしょう。
まとめ
・夜に飲むと脂肪が蓄積しやすくなるので午前中に食べるといい
・あんこの種類でカロリーも変化
あんこは甘さと食感のためにたくさん砂糖が使われています。
タイミングや量を調整しながら食べるといいですね。