ウインナーは朝ごはんやお弁当の定番食材ですよね。
冷蔵庫に常備しているご家庭も多いのではないでしょうか。
しかし、適切な保存方法を知らないと、腐ったウインナーを食べてしまうリスクがあります。以前、私自身もウインナーの保存に失敗した経験があるんです……
・どうしてウインナーが腐るの?
・ウインナーのおすすめ保存方法
調理前、調理後のウインナーそれぞれの日持ちも比べていますよ。
ウインナーをおいしく食べられるポイントをまとめていますので、ぜひ記事をチェックしてください!
ウインナーの日持ちは?
ウインナーの日持ちは、加熱の有無によって変わってきます。
加熱前
ウインナーの賞味期限は、3週間〜1ヶ月に設定されています。
未開封で冷蔵庫に保存していれば、この期間のうちはおいしく食べられますよ。手元の買ったばかりのウインナーを見たところ、25日後が賞味期限でした。
賞味期限はあくまでもおいしく食べられる期間です。
10℃以下の温度で保存しておけば、賞味期限+1週間は問題なく食べられるでしょう。一度開封したものは、空気に触れてしまうので4〜5日程度が食べ切りの目安です。
炒めたもの
しっかり中に火が通った状態であれば、2〜3日ほど日持ちします。
常温ではなく10℃以下の冷蔵庫にて保存します。菌の繁殖は15℃以上で活発になります。
お弁当で持ち運ぶ時は、保冷剤や保冷バッグなどで温度が上がらないようにしましょう。
茹でたもの
茹でたウインナーは冷蔵保存で1〜2日ほど日持ちします。
前日の夜に茹でて、翌日のお弁当にするという使い方もできますよ。
炒めたものと比べて水分が多く、雑菌が繁殖しやすくなるので保存期間は短くなります。
ウインナーが腐るとどうなるの?特徴について
ウインナーが腐るとどんな変化が出るかみてみましょう。
酸っぱい匂いや、生ゴミのような匂いを発します。
肉の腐った匂いは強烈なので、口に運ぶ前に気づくことがほとんどでしょう。
カビ臭かったり、納豆のような匂いを発することもありますよ。
✔味
腐ったウインナーを実際に食べたことのある人から「酸っぱい味がした」と聞いたことがあります。
明らかにウインナーの風味とは違う味がします。
強い腐敗臭がある場合は、口に運ぶに至らないことがほとんどでしょう。
✔見た目の変化
ウインナーは傷み始めると表面が乾燥し、艶感がなくなりパサパサとした見た目になります。
逆に腐敗が進むと、ぬめりを感じるようになります。
糸をひくようになったら、間違いなく腐っていると考えていいでしょう。
ウインナーが腐る原因
保存方法が間違っていると、ウインナーも腐ってしまいます。
私自身も冷蔵庫のスペースがなくて野菜室に入れていたら腐らせてしまった経験があります。腐る原因をみてみましょう。
野菜室で保存
一般的なウインナーは、10℃以下で保存するように注意書きがされています。
野菜室の設定温度は5〜9℃なので、ドアポケット周辺で保存すると温度が高くなりがちです。知らず知らずのうちに常温に近い温度となって腐ってしまった、なんてこともよくあります。
空気に触れた状態
ウインナーが空気に触れている時間が長くなると、それだけ雑菌も繁殖しやすくなります。
ラップで包まずにお皿にバラバラと放置すると、それだけで腐りやすくなるんですね。
粗熱が取れないまま保存
炒めたり、茹でたりしたあと、すぐに密閉していませんか?
熱いまま密閉をすると、水蒸気が溜まって結露のような状態になります。ウインナーが水分に触れる時間が長くなり、腐りやすくなります。
なるべく粗熱を取ってから封をするようにしましょう。
ウインナーのおすすめの保存方法
ウインナーを少しでも長く、おいしく食べるための保存方法をお伝えします。
未開封のものはもちろん、開封後2〜3日以内に食べ切る場合は冷蔵保存をおすすめします。必ず冷蔵庫の野菜室ではなく、冷蔵庫室の奥の方に入れておきましょう。
1本ずつ、もしくは使い切る本数ごとにまとめてラップをすることで、長持ちさせられますよ。
◎冷凍保存
冷蔵保存と同様に、小分けにラップで包んでから冷凍します。
3〜5本まとめてラップするか、あらかじめカットしてから冷凍するといいでしょう。
冷凍保存では、1ヶ月程度もちますよ。
使う時は、4時間ほど冷蔵庫に移す自然解凍がおすすめです。
冷凍したまま炒めると、中までうまく火が通らない「生焼け」になるので、しっかり解凍した上で調理しましょう。
スープやシチューに使うときは、解凍せずにそのまま鍋に加えられますよ。
まとめ
・なるべく10℃以下の温度で保存
・腐ったウインナーは、酸っぱい匂いや味、粘り、糸を引くといった変化が見られる
冷蔵保存するとき、ドアポケットに入れると開け閉めの度に温度が上がってしまいます。
なるべく冷蔵庫の奥の方に入れておくといいでしょう。