今回はあさつきやネギの代用についてお伝えしていきます。
ネギやあさつきはいつでもスーパーで目にする野菜です。色々な料理につかえるので手に取る機会も多いのではないでしょうか。
あさつきとネギは見た目も、香りも、風味も似ているので、あまり使い分けしていない……なんて声も聞きます。
・あさつき、ネギ、芽ねぎの違い
・あさつきに毒性があるって本当?
この記事では、あさつきとネギの違いや、使い分けポイントを紹介します。
ぜひ記事をチェックしてみてくださいね。
あさつきとネギはそれぞれ代用できる?
あさつきとネギって似ていますよね。
見た目も香りも似ているので代用できるのか気になるところ。それぞれ代用できるのか見てみましょう。
あさつきをネギで代用
あさつきは、ネギで代用できます。
そもそも、あさつきはネギと比べてちょっとお値段が張ってしまいます。
あさつきの代用品として、昔から小ネギが使われていたんです。ネギは、あさつきに比べて香りも味もマイルドなので、まさしく「万能」
ネギで代用して、違和感を感じることはないでしょう。
あさつきと小ネギの色味を比べると、あさつきの方が色味は鮮やかです。ですが、単体で見るとそこまでの違いを感じることはないでしょう。
ネギをあさつきで代用
ネギの代わりにあさつきを使っても代用すると、辛味を強く感じることがあります。
あさつきはネギに比べて辛味が強めです。
お子さんにはちょっと刺激が強いかもしれません。
生食すると、口の中に残る後味が気になる人もいるでしょう。
加熱すると味の違いはそこまで感じませんよ。
あさつきの方がやや大ぶりなので、ネギに比べてしっかりとした食べ応えを感じることができます。
あさつきと小ネギ・万能ねぎ、芽ネギの違いと見分け方
スーパーで並べて売られているあさつきや小ネギ、芽ネギですが、その違いってご存知ですか?見た目もかおりも風味もよく似てますよね。
私は今まであまり違いを意識しておらず、安い方を買っていました。
3つの違いを見てみましょう。
<あさつき>
あさつきは、実はネギとはちょっと違う品種なんです。
山野に生えている「山菜」とイメージするとわかりやすいかもしれません。根っこ部分がぷっくりしていて緑色が鮮やかなのが特徴です。
3つの中では一番辛味が強く野生的な味がすると言えるでしょう。
直径2〜3mmで、緑色も鮮やかですよ。
<小ネギ/万能ネギ>
ネギの中で青ネギと言われる種類が小ネギに該当します。
そもそもネギは関東と関西で微妙に異なるんです。
関東は白い部分が多い根深ねぎですが、関西のネギはぎりぎりまで緑色の青ネギをさすことが一般的です。
小ネギは関西でポピュラーな青ネギのことを言うんですね。直径5mmほどであさつきよりもやや大ぶりです。
風味が控えめなので薬味にぴったり。
たっぷりかけてもネギ特有の臭みはなく、辛さが控えめです。ちなみに、万能ネギは小ネギの商品名なんですよ。
<芽ネギ>
発芽して間もない細めのネギを「芽ネギ」といいます。
直径は1〜1.5mm程度、長さは10cm程度と3つの中では一番小ぶりです。
シャキシャキとした食感なので、そのまま生食するのにむいています。焼き魚の横に添えたり、お寿司のネタにすることもあるんですよ。
あさつきには毒性がある?
「あさつきには毒性がある」なんて話を聞いたことないでしょうか?
これは正しい情報ではなく、あさつきに毒性はありません。
あさつきとよく似た植物にスイセンがあります。
スイセンには毒性があり、食べると激しい嘔吐を引き起こします。
スイセンとあさつきは、葉の長さ、色味が似ているので誤って食べる事故が毎年起きているんです。
庭に生えている植物は見分けが難しいため、なるべく食べないようにしましょう。
まとめ
・あさつきの方が色が鮮やかで辛味が強い
・あさつき、小ネギ、芽ネギの順に葉の直径は小さくなる
あさつきには毒性はありませんので安心して食べてくださいね。
風味が強いのはあさつき、食感がいいのは芽ネギ、味も風味もマイルドなのが小ネギです。
このポイントを覚えて、使い分けしてみてくださいね!